パスタの香り付けとして、
フライドガーリックとして、
煮込み料理の隠し味として。
そんな沢山のシーンで
活躍するのが
ニンニクですよね。
スーパーで簡単に手に入る
ニンニクは私たちの
生活に彩りを
添えてくれています。
そんなニンニクですが、
「買ってきて数日で
カビが発生してしまった」
「さっきスーパーで
買ってきたばかりなのに
カビが生えていた」
などの経験を
お持ちの方は
いませんでしょうか?
そこでニンニクに
カビが付いてしまったら、
食べる事が出来るのか、
またカビが生えない為には
どのように保存を
したらいいのか。
今回はニンニクについての
カビについて
お伝えします
ニンニクの皮にカビがつく理由とは?皮にカビがついていても大丈夫?
ニンニクはざっくり分けると
「生ニンニク」と
「乾燥ニンニク」の二種類。
生ニンニクは、
茎が付いたまま
売られている
水分量が多い
ニンニクです。
実や皮がしっとりと
していて白く、
香りが良いのが特徴です。
しかし水分量が多い為、
カビが生えやすく、
生ニンニクの場合は
できるだけ早く
消費するのが◎。
それに対して
乾燥ニンニクは、
収穫してすぐに
乾燥をさせているので、
水分量が少なく
長期保存に向いています。
「え?長期保存向きの
乾燥ニンニクなのに
どうしてカビが生えるの?」
という声が
聞こえてきそうですね。
そうなんです、
長期保存向きの
ニンニクでありながら
カビが生えてしまう
事があるのです。
それにはいくつか
理由があるのです。
まずは、
ニンニクを乾燥させる段階で、
乾燥しきれずに水分が
多くとどまってしまった
というケース。
この場合は本来の
乾燥ニンニクよりも
高い湿気状態になるので、
生ニンニクのように
カビが生えやすくなります。
続いては、
ビニール袋に入れて
常温保存していたら
カビが生えてしまった、
というケース。
袋内の湿度が高まり
内部からカビが
発生しやすくなってしまうのです。
いずれにせよ
保存すると
カビ発生につながる」
ようですね。
カビが生えてしまったら?
基本的にはカビが
生えてしまった
ニンニクは食べない方が
安全とされています。
皮のみカビが生えて
実がキレイな場合は、
高温で揚げて
ニンニクチップスとしては
使えそうです。
しかし、体調によっては
お腹を壊してしまう事も
ありまので、
十分に注意が必要ですね。
ニンニクに黒カビがつく理由 ついても食べられる?正しい保存方法は?
実はニンニクにつく
カビが黒い事があります。
ほわほわとした綿のような
見た目の白カビと比べて、
黒カビは点々と
模様のように広がって見えます。
その見た目から危険度が高い事が
予想される通り、
黒カビが付いたニンニクは
絶対に口にしてはいけません。
なぜなら黒カビは
アレルギー症状を
引き起こしてしまう事が
あるからです。
ですので
黒カビの付いたニンニクは
ビニール袋に入れて、
口をしっかり縛って
捨てるようにしましょう。
ニンニクの正しい保存方法
まず初めにニンニクは、
ネットに入れて
風通しの良い所に
吊るして保管をするのが
良いでしょう。
ネットに入れる事によって
皮と実の間の湿気を防ぐ役割が
ありますので効果的ですよ。
また、新聞紙で
ニンニクを丸ごとくるんで
冷蔵庫で保存するのも
良いでしょう。
新聞紙が湿気を
吸い取る効果があるので、
一個ずつ丸ごとくるむと
カビの発生を抑えられます。
さらに、
長期保存をする場合は
ニンニクをすりおろして
冷凍保存も◎。
フリーザーバッグで
小分けにしておけば
調理の際にもさっと
必要分取り出せて使えるので
効率が良いですよ。
まとめ
ニンニクのカビの見分け方や
正しい保存方法について
お伝えさせて頂きました。
夏バテや元気が無い時の
スタミナ野菜として
大活躍するニンニク。
カビを発生させない正しい保存方法で、
さらに充実したニンニク料理を
皆さんも楽しんでみませんか。