納豆の賞味期限切れ 2 週間たったけど食べる?食べない?

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わが家は納豆大好き家族♪
だからついつい、
安い時に大量買い
しちゃうんですよね。

そして、冷蔵庫の奥に、
2週間くらい入ったまま…
ということも(^^;)

冷蔵庫にずっと入れていれば、
正直、食べられます。

まあ、あとは、
個人の選択でしょうけど、
美味しくなくなってる…
それはありますね。

ぬか漬けをしている
私の感覚では、
納豆ってもともと、
大豆を発酵させている、
言い方悪いですが、
腐らせて育ててるモノ
ですから、
大丈夫だと、
思ってきました。

でも、世間的には、
どうなんでしょう?

見ていきましょう♪

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納豆 賞味 期限切れ 2 週間たったけど食べても大丈夫?

納豆の賞味期限は、
メーカーによって
違っています。

でもだいたい、
1週間から10日間くらいに、
設定されています。

私はよく、
〇円割引きという、
賞味期限ギリギリのモノを
好んで選んでいます。

毎朝食べていますが、
すぐに賞味期限切れに
なってしまいます(;^_^A

2週間過ぎた納豆、
食べたことがありますが、
豆の色が、濃い茶色

なっていて、
表面が乾いて、
混ぜてもあまり、
ねばねば、糸を
引きませんでした。

この糸…
納豆菌かと思って
いましたが、
大豆たんぱくを分解して、
作り出される、
ムコ多糖類
という糖質と、
アミノ酸でした。

納豆菌が、
時間の経過とともに、
これをエサにして、
食べ始めるので、
糸が少なくなって
くるんです。

味に関しても、
パサパサで固くて、
シャリシャリした
歯ごたえがあって、
ちょっとアンモニア臭
ありましたが…(◎_◎;)

…という感じで、
賞味期限内より
劣りますが、
食べてから、
味がおかしかったり、
おなかが痛くなったり、
するようなことは、
ありませんでした。

アンモニアのような
臭いがしたら、
ちょっと食べるには、
危険性を感じますよね…

でも、
過ぎて1週間くらいの
アルコールの臭いだと、
そんなに心配せず、
人間の「脳」は、
受け入れて
しまいます。

アルコール臭なら、
発酵が進んで
しまっている、
納豆を食べても、
人間ってそこまで、
不快に感じにくくなって、
口に入れちゃえるんです。

お酒や酒かす漬けなんかが、
そうですよね?

ここまで読んで、
ちょっと怖いなぁ~
とお思いになったあなたは、
召し上がるのを
お控えくださいね。

そのまま食べる勇気が無い
という方は、
お味噌汁に入れると、
柔らかくなって、
美味しく食べられますよ♪

あ!それから…

賞味期限から、
何週間も過ぎた納豆に、
白いプツプツした物が
でてきますよね。

カビかな?って、
誤解していましたが…

実はこの白いモノ、
チロシン」という、
アミノ酸の結晶
なんですよ~(^O^)/

っていうとは、むしろ、
体に良い?
そうなんです~♪
神経細胞の興奮や、
抑制を伝達する
アドレナリンや
ノルアドレナリン、
ドーパミンなどの、
「神経伝達物質」の原料で、

「うつの治療」とか、
「疲労やストレスを
緩和する効果」が、
期待できる成分として、
期待されている
物質なんです。

基本的に、
水に溶けにくい
物質ですが、

納豆菌のチカラによって、
大豆のタンパク質、
「チロシン」が、
発酵と共に分離されて、
表面に浮き出てきて、
くるのです。

こうなったら、
この「チロシン」を
解けやすくするためにも、
加熱調理が断然おススメ(^^ゞ

お味噌汁以外にも、
納豆カレーとか、
納豆餃子、
納豆スパゲティ、
納豆のかき揚げなど…
けっこう、納豆に合う
お料理って多いんですよ。

 

究極の疑問⁉ 納豆賞味期限切れ いつまで食べられる?

この質問…
納豆のメーカー、
タカノフーズは、

「期限を過ぎると、
風味が落ちてきたり、
臭いが強くなって
しまいます。
いずれも、
本来の風味は、
損なわれてしまうので、
お召し上がり頂くことは、
お勧めできません。」

と答えていますが、

水戸黄門の話では
ありませんが、
発酵食品は、
発酵させるほどに、
美味しくなるって
言いますし、
いつまでだったら、
食べられるか?
知りたいですよね?

ズバリ‼

期限で考えるより、
見た目、臭い、色で、
判断しましょう( ..)φメモメモ

《見極めのコツ》

①カビが生えた

②臭いがひどい

③水分が全くなく、
噛めないほど固い

④豆がドロッとしている

⑤異常なほど、
ネバネバ

こんな状態になっていたら、
迷わず、食べない判断を、
しましょう。

だいたい、目安、
1か月が限界ですかね…

こうなってしまったら、
いかに健康に良い納豆も、
「発酵」から「腐敗」へ、
進んでしまって、
身体に有害な細菌が、
大量に増えてしまっている
証拠です。

万が一、食べてしまうと、
食中毒になってしまう
恐れが出てきます⁉

ここは、
“もったいない精神”は、
置いといて、
破棄するべきでしょう。

もったいないばあさんの
私でも、
ここまでになったら、
ごめんね…って手を合わせて、
捨てます<m(__)m>

ここで新たな疑問が、
湧いてきましたね?

“腐敗と発酵は、
どこがどう違うの?“

「腐敗」と「発酵」は、
同じ現象です。

菌が食品を分解して
おこります。

その違いは…

美味しいぬか漬けも、
その原理ですが、
美味しいものを作る、
「発酵」は、
糖類を分解して
アルコールや乳酸を
作ること。

かたや、
「腐敗」は、
タンパク質やアミノ酸を、
分解して、
硫化水素やアンモニアを、
作りだします。

発酵食品の納豆でも、
「発酵」が進んでいくと、
今度は「腐敗」へと、
進んでしまい、
アンモニア臭も
どんどん、強く、
出てきてしまいます。

 

これで腐敗博士♪納豆に起こる発酵→腐敗の変化豆知識

発酵が進むと、
納豆におこる変化は、
おおざっぱに言って、
以下の4つです。

*アンモニア臭が
強くなる
*味が苦くなる
*食感がシャリシャリする
*茶色くドロドロになる

賞味期限切れの日数で、
詳しく見ていきましょう。

~1週間過ぎ~

少しずつ、
色が濃くなり始めて、
乾いてきます。

アルコール臭がします。

この状態では、
まだ体への害は、
心配ありません。

~10日~2週間過ぎ~

もっと乾いて、
納豆のネバネバが
なくなります。

もっと、
豆の色も濃くなり、
粒も固くなってきます。

先ほども書きましたが、
このころになると、
食感や風味は、
かなり落ちますね。

美味しくなくなります。

~1か月前後まで~

1か月近く、
納豆を放置してしまうと、
いかに冷蔵庫でも、
腐敗していたり、
カビの発生している
可能性もありますので、
注意深く、慎重に、
観察しましょう。

見た目も、
豆のネバネバは、
とうになくなって、
パラパラに
なっていると思います。

ここまで、
腐敗が進んでしまったら、
食べるのは、とても、
おすすめできません(>_<)

ちなみに…
賞味期限を1か月過ぎると、
更に納豆の色が濃く、
もう黒いっていう色なって、
食べてみると、
えぐみというか、
苦味が増してます。

納豆のネバネバも、
底に沈んで固まってしまい、
豆はカピカピに乾きます。
糸は引きません。

でも、食べられる…
という方も、
いらっしゃいます。

水戸黄門様は、
冷蔵庫もない時代、
10年以上もの
年代物の納豆を、
振舞ったという
逸話も残っています。

ここで、
紐解きたくなるのが、
人の常というモノ。

《納豆の歴史》
水戸藩で、
戦の時の、
戦地へ大豆を届ける
途中で、
夜露を吸って、
蒸れて、腐ってしまい、
食べたところ、
美味しかった…
というのが、
発祥とばかり思って、
生きてきましたが、
間違いでした。

発祥は、
弥生時代とも平安時代とも、
いわれていて、
不明ですが、

とにかく、
江戸時代までの製造方法は、
いたって自然のまま、
菌が何なのか?
どんな過程を経ているのか?
「製造原理」は全く、
分かっていませんでした。

納豆の最初の記録は、
平安時代『新猿楽記』ですが、
この納豆は、
現代のようなネバネバ納豆
ではありませんでした。

現在の浜納豆や、
大徳寺納豆の元となった、
塩辛納豆です。

こちらも、
納豆の種類の1つで、
煮豆を麹菌で発酵させた
「唐納豆」とも呼ばれる、
正真正銘の納豆です。

もう1つが、
あなたにもおなじみの、
納豆菌で発酵させた「糸引納豆」

納豆といえばこれですね~

しかも糸引納豆は、
日本独特の納豆なんです、

気になる、その由来は…

色々な伝説、
現代まで残っています。

そのひとつは、

平安後期の武将、
源義家「八幡太郎の納豆伝説」。

軍馬用の煮豆を、
わらに包んでおいたら、
納豆になってしまっていた⁉
という言い伝えです。

もしかしたら、
もう発行を通り越して、
腐敗にまで行ってたかも
しれませんが、

武士の精神か?
はたまた、あまりの飢餓か?

よく食べましたよね~
勇気がいります。

さてさて、
話を元に戻しますと、

明治20年代、
日本独自の
「清酒」
「味噌」
「醤油」などの、
「発酵食品」の研究が、
始まりました。

それと同時に、
納豆を作る菌も、
稲わらの寄生菌で、
バチルス属の
細菌であると、
初めてわかったのです。

その後、
近代改革の流れで、
衛生的・安定的に
工業生産するために、
研究が進んでいきます。

大正10年代、
北海道大学の
半澤洵博士が、
今の作り方の基礎となる、
「純粋培養の納豆菌
による製造法」を、
開発しました。

その後、
戦時中から戦後の、
飢餓時代には、
栄養を補うモノとして…

その抗菌性から、
伝染病予防にも、
利用されました。

戦後の経済復興と、
産業の発展によって、
納豆製造も
大きく様変わりし、
近代的発酵工業での、
大量生産が、
おこなわれるように
発展していきました。

販売されている納豆は、
出来上がった納豆を、
容器に詰めるんじゃ
ないって、
ご存じですか?

実は…
煮た大豆に、
納豆菌を付着させて、
容器に詰めてから、
発酵室で保管して、
「納豆」になるんです。

現在の発酵室は、
給温→冷却→加湿→
除湿→吸気→排気…と、
各作業を自動制御化して、
良い発酵を誘導できるように、
しています。

現在でもまだ、
より衛生的・安定的・
・おいしい納豆づくり
=発酵を目指して、
納豆製造機器の開発は、
進められているのです。

またまた脱線…
失礼しました。
話を戻しますと、

1962年、
冷蔵庫の普及率30%で、
ようやく、納豆を、
家庭で保存することが、
できるようになりました。

1980年後半、
健康志向に乗って、
「納豆ブーム」が起きました。

“最も効果的なダイエット食品”
として、注目を
集めるように
なりました。

また、
血栓溶解や、
骨粗鬆症防止効果まで、
期待され、
注目されるように
なったのです。

そんな流れから、
世界的にも
注目を集める、
現代まで、
年々消費量が、
増加しています。

 

納豆の賞味期限は、合って無いモノ?なぜ必要?

「賞味期限」は、
未開封ままで、
保存方法を守って
保存しておいた状態で、
メーカーが保証している、
「品質が変わらずに、
おいしく食べられる期限」

ですから、
少々すぎても、
食べることはできます。

肝に銘じたいのは、
発酵が進みすぎると、
いわゆる「腐敗」まで、
進んでしまうということ!

見極めのポイントは、
焦げ茶っぽく固くなって、
ドロッと溶けたような
状態になって、
臭いも、
ツンときっつ~い、
アンモニア臭がして
きたら、アウト!
と思ってください。

納豆は、
発酵食品ですし、
冷蔵庫で
保存しているから…と、
過信してしまいますが、

製造中と同じように、
安全性、衛生面から、
考えて、
確実に食べるか?
見極められるように、
日ごろから、五感を敏感に、
感じながら生活して、

自分や家族の口に入る、
食品に、向き合って、
より安心して、
食事を準備をするように
したいものですね。