冷凍食品の再冷凍は危険?!再冷凍できるものできないものを解説!

生活
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朝の限られた時間で
お弁当を作るとき、
頼りになるのが冷凍食品。

最近では凍ったまま入れて
自然解凍させる物もあり、
暑い季節には保冷剤代わりにも
なって便利ですよね。

お気に入りの冷凍食品の
チーズリゾットを
食べようと思ったら
見計ったかのように
子供の泣き声が…

抱っこでなんとか
寝かしつけた頃には、
疲れで食欲が失せて
しまいました。

これって、また冷凍すれば
保存できるのかな?

この疑問を解明しました!

 

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冷凍食品を解凍後再冷凍しても大丈夫?再冷凍で何が起きるのか

冷凍食品の解凍後は、
未開封であっても
再冷凍してはいけません。

時短料理で下味冷凍ってありますよね?

冷凍することで食品に調味料を
染み込ませる方法です。

冷凍で食品内部の水分が凍ることで
細胞の組織が破壊されます。

下味冷凍の場合は、
この細胞組織が破壊されたことで
味が染み込むのですが
通常は解凍したときに
破れた細胞組織から旨味成分が
逃げ出してしまうんです。

さらに食感も変化し、
その食品の栄養の質も
低下してしまうんですよ。

販売されている冷凍食品は、
工場で瞬間冷凍をしているので
細胞組織が
あまり破壊されることなく
冷凍されています。

家庭用冷凍庫では、
完全に冷凍させるのに
時間がかかりますし
解凍・再冷凍を繰り返すと、
味はどんどん落ちていって
しまいます。

ちょっと美味しくなくなる
くらいなら気にならないけど…
そう思いませんでしたか?

私は思いました!

だって、手をつけてないんだから
もったいない!

さらに調べてみた結果

残念ながら旨味が
落ちるだけではなく
衛生的に危ないんです。

 

冷凍食品を再冷凍すると危険?再冷凍前と後では何が違う?

冷凍食品を5℃以上の
環境で解凍した場合
食品の中で凍結されていた
微生物も活動を始めます。

しかも冷凍で
食品の細胞は破壊されていて、
微生物にとっては
動きやすい最高の状態!

食品の痛みの進行が
はやくなってしまいます。

再冷凍すると食品の細胞は
更に破壊され、
微生物は大喜び!

見た目には分からなくても、
微生物の毒素で食中毒になる
リスクが上がっているんです。

衛生面から考えても、
再冷凍することは
避けたい
ですね。

ここで、特に再冷凍を
しないほうがよい食品
3つご紹介します。

1. 加熱していない肉類・海鮮類
加熱されていない肉類や
海鮮類の冷凍食品は
たとえ5℃以下の環境で
解凍したとしても、
再冷凍は避けた方が
よいでしょう。

2. アイスクリーム
実際に再冷凍したことが
あるのですが
柔らかい食感だった
バニラアイスクリームが
かき氷のようにガチガチに
なってしまいました。

一度溶けてしまったものを
再冷凍しても
食感や味は変わってしまうので
美味しく食べられません。

3.残り物のおかず
家庭で調理された食品を
再冷凍するのも避けましょう。

2度以上解凍すると
食品が傷みはじめてしまい、
衛生的におすすめできません。

 

実は再冷凍ができる場合も?その方法とは?

ここまでの説明で、
再冷凍NG!と
お話ししてきましたが
冷蔵庫でゆっくりと
解凍した食品などは、
比較的安全に
再冷凍することができます

しかし、再冷凍する際は
以下のことに気をつけてください。

・鮮度が落ちる前に素早く冷凍する
・小分けにして冷凍する
・アルミのトレーに乗せて冷凍する

小分けにすれば、
食品の内部まで
はやく冷凍できますし、
必要な量だけ解凍することが
できて便利です。

熱伝導の良いアルミでできた
トレーに乗せるのも、
食品をはやく冷凍させるコツです。

アルミホイルを食品に
直接巻きつけてもよさそうに
思えますが、
食品に冷気を当てる妨げになり、
かえって冷凍に時間が
かかってしまいます。

 

基本解凍は食べられる量を食べるだけ!

冷凍食品は、
再冷凍するということは
想定していません。

特にやりがちな、
凍っていたお肉を
解凍した後に使わなかったので
もう一回冷凍しちゃおう!

というのはやめましょう!

味が落ちるだけではなく、
傷みやすくなりますので
家族の健康の為にも
気をつけたいものです。

主婦の味方冷凍食品。

無駄にしないためにも、
必要な量だけ解凍して無駄なく
美味しくいただきましょうね*(^o^)/*