今や、お掃除の定番となっている重曹ですが、
私も以前重曹でのお掃除を試みたことがあります。
しかし、お恥ずかしながら、
なかなかうまく活用できずに、
「落ちないじゃん…」と挫折した経験があり、
市販の洗剤でのお掃除に戻ってしまいました。
(あらー…)
もう何回も話題になっていて、
ネットにも情報がたくさんあるので
今回は、再挑戦として、
重曹のお掃除活用方法について改めて調べてみました!
重曹はお掃除好きな主婦の味方!キッチンでも大活躍です!
「何にでも使えるってテレビで言ってたし…」
私が失敗した点は、
「どこにでも使えるだろう」と思い、
重曹が苦手とする所を
お掃除してしまった点です。
ざっくりとした説明ですが、
重曹はアルカリ性のため、酸性の汚れを
ぶつけると、その汚れが中和されて
きれいに落ちるという仕組みだそうです。
重曹にも、得意な汚れと
不得意な汚れがあるのです!
汚れにもタイプがあり、
アルカリ性タイプの汚れだと
重曹はあまり活躍できず、
酸性の汚れを得意分野としています。
例えば油汚れ、手垢などです。
キッチンは特に、この油汚れや、
手垢などが目立ちやすい場所ですよね。
初歩的な発想として、
「重曹をかければ汚れが落ちるだろう」と思いますが、
さらに3つの使い方をすることにより、
お掃除の効率が上がるそうなので、
順番にご紹介していきます。
≪粉タイプを研磨剤として利用するシンク掃除≫
1.シンク全体を水で軽く濡らします。
2.重曹を全体的にふりかけます。
3.水で濡らしたスポンジで、力を入れずに磨きます。
4.汚れが落ちたら、水で洗い流します。
重曹を扱っているのは主に100円ショップや、
ドラックストアなどです。
買ってきたらそのまま使えるので、
すぐにできて便利ですし、
すすぐときも簡単なので、
時間をかけずにきれいにできます。
重曹には消臭効果もあるので、
シンク周りの匂いもとれ、一石二鳥です。
つまり、最強の時短といえます。
※重曹には食用と工業用があるので、
キッチンなどの安全性を求められる
場所に使うのであれば、食用の重曹を
おすすめしたいです。
パッケージに記載があるので確認してください。
≪スプレータイプを利用してコンロ回りやテーブルの掃除≫
スプレーをコンロ全体に吹きかけて、
しばらくおき、水で少し濡らした
クロスなどで拭きます。
(料理後の温かいコンロ回りでやるとさらに効果的です。)
<準備するもの>
重曹粉とスプレーボトルを用意し、
重曹を水で薄めます。分量としては、
重曹ティースプーン半分に対し、
水を200~300mlぐらいにしてください。
汚れをよく落としたいと思って(私は思いました!)、
欲張って重曹を多めに入れてしまうと、
白残りするので要注意です。
ちなみに白残りした際には、
薄めの酢水(クエン酸水やレモン水)で
ふき取りするときれいに落ちます。
もし面倒な場合は、重曹入り洗剤を市販で
購入できますが、粉から自分で洗剤を
作ったほうがコスパがいいですよ^^
頑固な換気扇フィルター汚れの掃除にも重曹が使える?!
≪ギトギトした油汚れの換気口フィルターと重曹粉≫
1.換気口フィルターの部品などを外します。
2.外したフィルターに重曹の粉を
まんべんなく振りかけます。
3.3時間以上おいて、粉に油を吸着させます。
4.その後、汚れがひどい部分を
テッシュなどで軽くふき取り、
仕上げにスポンジで洗います。
換気口の強い油汚れには、
重曹粉のままの状態の方が、
汚れとの相性がよく、落ちがいいそうです。
≪換気口内部の汚れは、重曹ペーストで落とす≫
1.重曹ペーストをレンジフード全体に
塗り、30〜60分ほどおきます。
このとき、ラップをかけると垂れてきません。
2.汚れが密着したら、不要な布巾などで
こするようにふき取ります。
3.水で軽く濡らした布巾などで残った
重曹をふき取り、仕上げをします。
重曹ペーストは、重曹と水を
2:1の割合で混ぜるとできます。
より落としたい場合は食器用中性洗剤を
使うと洗浄力が上がります。
拭いた後に白残りした際には、
薄めの酢水(クエン酸水やレモン水)で
ふき取りするときれいに落ちます。
重曹はアルカリ性なので
アルミ製のものを掃除すると
変色する可能性があります。
換気口の注意書きに
「アルカリ洗剤を使ってOK」といった
説明書きがあるかを確認してから
お掃除してくださいね。
まとめ
キッチン周りのお掃除が重曹一つでできるので、
洗剤を使い分ける必要がありませんし、
やはり評判通り、何にでも使えました!
重曹は油汚れのみならず、
手垢、カビにも効果的なので、
お風呂掃除などでも活躍しますよ^^
人体に無害な物質で、
安全性の高いものなので、
是非、小さなお子様がいる家庭でも
お掃除に活用してみてくださいね^^