こどもが音楽の仕事につきたい!と言ったら親はどこまで応援できる?

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中学生になる我が子は、
幼稚園年少の時に
幼稚園の先生が弾く
ピアノに出会い、
感銘を受けて、
自分も先生みたいに
弾けるようになりたい!

と言い出したのが
始まりでした。

あれから10年・・・
本当にピアノ大好き!

音楽だいすきで、
我が子ながら、
1日中弾いてても
飽きずによくやってるなぁと
感心してきました。

その子がこの頃、
音楽の道を志し始めたのです‼
さぁ、どうする?

 

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音楽の携わる仕事って、どんなものがあるの?

だいたい、子どもの頃
音楽の仕事につきたい!って思うと、
歌手や楽器演奏家に憧れて・・・
というのが大道でしょう。

私もありました、ありました~
親の意向でピアノを
小学生から習ってたので、
ピアニストになりたい!

なんておこがましくも、
言ってましたが、
私は全く練習しない生徒・・・

先生からもあきれられて、

「うちが1件建つくらい
学費がかかるから、
せいぜい趣味にしておきな!」

って言われちゃいました・・・

しかし我が子は、本当によく
練習し、音楽を取り上げたら
ダメになっちゃう⁉っていう
くらい必要なモノなんです!

でも今はまだ、具体的に
音楽の仕事を知らないし、
漠然としています。

そこで一緒に調べてみました。

音楽に携わる仕事は、
ミュージシャンや
音楽プロデューサーなどという
作品の制作に携わる仕事

音響や照明などでコンサートの
運営に携わる仕事

また、楽器作りや楽器の
メンテナンスをするという仕事など、
裏方の仕事も多いんですね。

いずれにしても、センスとか、
感性が求められる仕事です~

もっと具体的にみてみましょう!

 

歌手や演奏家の分野

唄で人を感動させる「歌手」

自分の歌を自分で歌う
「シンガーソングライター」

ギターのセンスと技で
人を魅了する「ギタリスト」

バンドなどでベースを演奏する
「ベーシスト」

ドラムのリズムや技で
演奏を盛り上げる「ドラマー」

感情込めてピアノ演奏する
「ピアニスト」

作曲家のイメージ通りに
演奏を引っ張る「指揮者」

結婚式で演奏する
「ブライダルプレイヤー」

吹奏楽やブラスバンドなどで
活躍する「トランぺッター」

ジャズの世界で活躍する
「サックス奏者」

様々なレパートリーの
パーカッションを奏でる
「パーカッショニスト」

バンドや伴奏などで多様な
銀鍵楽器を弾きこなす
「キーボード奏者」

 

■作詞・作曲の分野

歌手に提供する歌の
曲を作る「作曲家」

歌手に提供する曲の
歌詞を作る「作詞家」

曲をアレンジして生かす
「編曲家」

歌手や演奏家の力を
最大限に引き出す
「音楽プロデューサー」

 

■イベント・コンサートの分野

プレゼンテーション能力と
コミュニケーション能力を駆使して、
発表会や展示会、レセプション、
音楽イベント、ファッションイベント、
スポーツイベント、PRイベントなど、
多種多様のイベントを企画する
「イベントプランナー」

スタッフ選びから経営責任まで
総指揮を担う「イベントプロデューサー」

イベント作りから広報まで、
イベント全般を担う
「イベント製作スタッフ」

ステージのセッティングと
片付けをする「ステージスタッフ」

音響・照明などで舞台を
効果的に演出する
「ステージエンジニア」

臨場感ある音で会場内を魅了
「舞台機構調整技能士」

ミュージシャンとステージを
裏方でサポートする「ローディ」

コンサートの宣伝・チケット販売
「コンサートプロモーター」

場面や構成に合わせたライトアップ
「舞台照明スタッフ」

 

音響の分野

イベント中の音量・音響の調整
管理をする「PAエンジニア」
(PA(ピーエー)っていうのは、
Public Adressの略で、
音響機器全般を指します。)

音を生み出すエンジニア
「ミキサー」

CD作成時の音の演出をする
「レコーディングエンジニア」

デジタルミュージックの
データを入力する
「サウンドプログラマー」

求められるデジタルサウンド
を生み出す「マニピュレータ」

映像と一体化した音作りをする
「MAミキサー」
(MAっていうのは、
マルチオーディオのことです。)

 

音楽を伝える分野

音楽の関する新しい情報を
読者が興味をもつような
記事にして売る
「音楽編集者・記者」

音楽の奥深い魅力を研究したり
論述したりする
「音楽評論家」

 

楽器に関わる分野

楽器を作る芸術家
「楽器クラフトマン」

楽器の修理をする
「楽器リペアマン」

ピアノの音の調律をする
「ピアノ調律技術者」

楽器の演奏の仕方を教える
「楽器教室のせんせい」

などなど、

調べてみて、正直、
こんなに音楽に携わっている
方々がいらっしゃるなんて、
初めて知って、親の方が
驚きました~!

これでは、あと5年で、
選べって言われたって、
どうしたらいいか??

そんな対策として、
私の住む自治体の中学校では、
職業体験として「寺子屋」
という授業があって、
その未知のプロをお呼びして、
お仕事について詳しくお聞きしたり、
実際に自分でアポイントから取って、
興味のあるお仕事をやらせていただく、
「1日お仕事体験」という授業が
あります。

でも、限られた職種だけ
ですよね、できそうなのは。

ミュージシャンに
「1日体験させてください!」
って言って1日ついて回ったら、
ちょっと迷惑ですよね?

奇遇なことに、我が子の
ピアノの先生は、
現役のミュージシャン!

なので、レッスンの予約は、
だいたい1か月に1回取れれば、
いい方というペースですが、
先生はミュージック活動のかたわら、
生活の為にピアノ教室も開かれて、
後継者育てに貢献して10年!

相談してみない手はない!

とは思いますが、お忙しい
身の上の先生の状況、
お察しすると、陰ながら
応援する日々ですね。

GENTLE FOREST JAZZ BAND
ビッグバンド ジャズ ジェントル フォレスト ジャズ バンド Gentle Forest Jazz Band オフィシャルサイト

 

高校生で音楽関係の進路を決めたらその後どんな道が待ってる?

音楽という夢を抱いて
生き生きしている我が子に、
現実を見ろ!と、自分が
言われてきたようには、
言いたくないんですっ‼

そんな大人にはなりたくないっ‼

だけどやっぱり、これからがある
若い子に、大好きなモノで、
後悔する人生は歩ませたくないっ!

っていうのも、40年以上生きてきた
おばちゃんは思うのです。

だから、ここからはこっそり、
親だけで現実を知ろうと思いました。

まずは、やっぱり私も言われたこと。

音楽科のある学校を卒業したって
絶対、全員がプロとして音楽で、
食べていけるわけではないということ。

ミュージシャンで日本中多忙に
飛び回ってる我が子のせんせいだって、
ピアノの先生をしないと、
食べていけないんです・・・

我が子もそれは、痛感しています、
目の前でせんせいを見ているので。

日本で働いている人口は
およそで6000万人、
その中で、音楽家で、
(演奏・歌手・指揮・作曲)
収入を得て生活している
音楽家は、2万人ちょっと⁉

っていう現実・・・

音楽関係ならどんな仕事でも
いいっていうなら、
もっと多くの職種はありますね。

でも、それなりに資格や特別な能力
深い知識を持っていないと、
なかなか就職も厳しいのが現状です。

親として現実を知るために、
音楽の大学、専門学校の
学費を調べてみました。

音楽大学4年制国公立は、
1年間で約70万の学費。

東京芸術大学
http://admissions.geidai.ac.jp/

音楽大学4年制私立は、
1年間で約150万~200万⁉

国立音楽大学
https://大学学費.jp/国立音楽大学の学費一覧/

音楽の専門学校2年制は、
1年間で120万~140万⁉

日本工学院
https://www.neec.ac.jp/entry/

・・・はぁ~。
思わずため息がもれました・・・

でも、子どもの将来はお金じゃない⁉

もう1度、進路自体の現実に戻り、
大学や専門学校へ入った後、
実際、生徒はどうなっていくのか?

怖いけど、知らなければ‼

ピアノが好きでずっと
習い続け、希望通り、
めでたく音楽系の学校へ
入れたその後・・・

音楽だらけの日々に
どっぷりつかってみたら、
向いてなかったかも・・・

という能力の無さに
気付かされて・・・

でも、好きだから通い続け、
ピアノ以外何も取りえがない
自分を突きつけられます。

卒業後の進路どうしよう??

しかし、いつまでも悩んでないで、
先生に相談してみたら、
音楽の先生だって、同じ道を
歩んできた大先輩だから、
その時の自分にとって、
最良のアドバイスをもらえます。

そこで挫折してしまった人は、
違う学科へ編入してしまったり、
何年も留年して、最後には
退学になったりしてしまいました。

でも、結局やっぱり、
音楽の仕事にたずさわりたい!

っていう思いは、捨てきれずに、
音楽関係の就職活動をしている
人もいるので、あきらめないで、
音楽の学校に居続けて、
その中で、何かできることを
考えた方がいいでしょう。

 

進路に若者の未来に正解も間違いもない!

だいたい、進路なんて、
誰が正しい道を敷いたんですか?
進路・未来は、自分で作る!

悩むより先にまず行動!
私はこういうタイプなんですけど、
簡単にできることではない?

でも、あなたの人生ですよ!

自分で動いて、自分で
自分を幸せにしなきゃ~
ほかの誰もできないから!

誰かの(親の?)
(先生の?)せいにして
あきらめたり、
誰かに(親や友達)頼って、
左右されたりしないで、
自分の道は自由に選んで、
自分で精いっぱい、
やるだけのことを、
やれるところまで、
やってみましょうよ!

だけど、自分を大事にするなら、
他人を大事にしましょう。

命という期限のある生き物・・・
その中で貯めないといけないのは
お金じゃなくて、人という財産‼

私の宝物は、
これまでにお世話になった
親、尊敬する恩師や師匠、先輩、
友達、後輩、夫、我が子…
とのご縁だと思っています。

音楽は、ひとりで奏でられる、
でも音楽に携わる仕事は、
ひとりではできません!

2章でも調べた通り、
あんなに沢山の見えないところで
働く方々が縁の下で携わって、
表舞台が円滑に成功するんです!

ライトを浴びている人だけで、
やっている訳では、決してありません!

だから、ご縁を無駄にしない、
ご縁に感謝して、大事にする!

学校だってご縁があって行くんです。

自分の利益や損得じゃなく、
本当のこころの深いところで、
関わっていれば、おのずと、
自分にとって最良のご縁が、
つながります・・・

そのためには、まず、
自分がどんだけ真剣に
生きているか?

独学でもやってやる!と
いうくらい強い気持ちと、
高い理想・目標を持っているか?

そして、学校でも、どこでも、
引っ込み思案せず、頑なにならず、
同じ志を持って生きてきた先生や、
同じ道を夢見る仲間と、
つながっていきましょう!

自分から行動しましょう!

挫折した時に、顔を上げてごらん!
周りには、先生もいる、仲間もいる!

ひとりでは切り拓けない道でも、
仲間や助言者がいれば、
見えてくるかもしれません。

そして、1番理解してくれそうにない、
でも1番近くにいる、親にも、
まずは相談しましょう。

私は高校の時にもまだ、
自分で進路を決められなくて、
三者面談で、先生と親から
お説教されて、しまいには、
ふたりが私の進路を
決めてしまいました。

そして学校で挫折して、
中退したかったけど、
資格は取りなさい!

卒業はしなさい!

の一点張りの親で、
渋々、言いなりでした。

高校でその後の人生を
決めるなんて、本来は
無理―!って思います。

だって、それまで親の庇護のもと、
学校という防御壁の中で、
安全に安心して生きてきたのに、
いきなり、世の中へ出て
生きていく手段を決めろ!って
言われても、わかりませんよね。

判断材料は、それまで生きてきた
経験だけですから、
やっぱり、ピアノだけしか
やってこなかったっていう人は、
そういう進路しか想像できません。

私なんて、ほんと全然、
先のことなんて深く
考え無しだから、
今でも、この先どうなる?
どうする?って聞かれたって、
応えられませんよ。

ただ、自分の道は自分で、
選んで行けますから、
そこは今、ようやく、
生まれて初めて、自分に
向いた仕事を自分で選んで、
やっていて、本当に
幸せな毎日を送っています。

だから、学生時代に、
もし進路を決められなくても、
進路を誤ったと思っても、
いつになってもやり直せるし、
初めからやってみることが
できるんです!

大事なことは、自分の気持ちと
行動力です!

そうやって、もし、やっぱり
音楽の学校へ行きたい!
となったら・・・
まず、
音楽大学を受験するか?
主にクラシック音楽を学ぶ。

作曲や編曲を行うための
音楽理論を学び、
演奏や作曲・オーケストラ編成
の編曲等も勉強する。

音楽大学は、入学試験の時点で
ある程度の知識と演奏が求められる。

専攻実技試験や音楽理論の知識!

あと調音といって、
その場で音を聴きとって
楽譜におこすなどの、
基礎技術が必須!

専門学校を受験するか?

主にミュージシャン養成
っていう傾向が強く、
ポップス系を学び、
学科によっては、
作曲や編曲を行うための
音楽理論を学んだり、
演奏やJ-POPを中心とした
実践的なコースなどもある。

最近では、
DTM「デスクトップミュージック」
と言って、パソコンで音楽情報を
打ち込んむ曲作りを指導する
コースも多い。

全く音楽ができない生徒に、
基礎的なところから音楽を教える
ところなので、入学試験では、
作文と面接というところが多い。

実技試験があっても、
ほとんど落ちる要因には
ほぼならない。

また、プロの音楽家の
プロフィールを見ると、
どこのコンクールで優勝したとか、
けっこう、コンクールに参加した
成果が書かれていますよね?

コンクールもプロへの道の
一助になるのでしょう。

ひと昔前は、子どもを
ピアノコンクールに挑戦させて、
音楽の道に進む覚悟を持たせる!

っていうモチベーションを高め、
そこで優秀な成績をおさめたら、
有識者の目にとまって、
将来プロへの道が拓ける!

というイメージがありましたが、
今ではずいぶん敷居が低くなって、
コンサートっぽいコンクールも
あるんです!

例えば、K音楽コンクール
http://k-concours.org/index.html

審査員が現役音大先生や音楽家、
コンクール後、アドバイスを
直々に頂ける!

対象条件は、音大生から
初心者まで、幅広い年齢と
経験で、いろんなコンクールに
分けられている。

もちろん、コンクールで
賞をもらう体験は、
モチベーションをあげますが、
そんな中で、我が子が
賞をもらえなかったら・・・

その時のフォロー体制は、
きちんと整えてのぞまないと、
むしろ挫折させてしまう
ことになりますね。

また、世界からの参加者も多い
大阪国際コンクール
https://www.osakaimc.com/

2000年からスタートした
総合音楽コンクール。

こちらも、出場者の年齢上限が無く、
楽器やジャンルも豊富で、
民俗楽器やアマチュア部門まで
あるんです!

驚きですね!

てっきりプロしか受けられない
と思っていました~。

しかし、まぁ、テクニックは
当然のこととして、特に
個性や音楽性、将来性を
重視しているコンクールだと
いうので、このコンクールで、
将来が拓けるかもしれませんね。

 

まとめ