湯たんぽのよさをもう1度!その意味や選び方アンカとの違いは?

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湯たんぽって、もう、
ひと昔前のモノと
思われていませんか?

今や湯たんぽは、
金物屋さんで売っているだけ
ではないんです!

 

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湯たんぽってどういう意味があっていつから使われている?

湯たんぽは、
主人が結婚したときに、
婿入り道具で持ってきました。

私、初めて見たんですが、
金物製で、熱いお湯を入れると
触れられないんですよ。

だからちゃんと布の袋が
ついてました。

金属だから、
直火OKなんだ!って
沸かしている
夫の姿を見て、
惚れ直しちゃいました。

私はずっと、
電気のあんかか電気毛布で
寝てきたので…

朝起きた主人は、
そのお湯で顔を洗って、
洗濯機へ。

昔の人の暮らしは、
何から何まで無駄が
無いですね。

さて、その「湯たんぽ」と、 いう言葉の意味はなんだろう?

中国では昔から湯婆(たんぽ)
と言って使われてきました。

それが日本へ伝わったのが、
江戸時代より以前で、
その頃は、陶器だったそうです。
高価ですね。

きっと、お殿様のような方しか
使えなかったでしょうね。

 

湯たんぽの形状で気になる「デコボコ」あれ何ででしょう?

私は、与えられたら
何の疑問も持たずに
受ける方で、
湯たんぽの形や姿を、
あまり気にしてなかったんですが、
子どもって、そういうこと、
すぐ質問攻めしてきますよね?

なぜ、湯たんぽは
デコボコしているか?
知るかー?

いやいや、それでは
いけませんよね、
親として。

あのデコボコは、
湯たんぽの強度を
高めているんです。

湯たんぽは、
お湯を入れて使うので、
その温度で、
形が変わることがあったり、
布団の中で、乗ったり
蹴ったりしてしまっても、
壊れないように
デコボコにしているんです。

あと、肌に触れる部分を
減らして空気の層を作り、
低温やけどをしない
ようにもなっています。

 

湯たんぽで気を付けたいやけど‼子どもに使うようになって…

2章でも書いたように、
湯たんぽは熱いお湯を使うので、
注意したいのは、
やけどですよね?

夫婦だけで使っていた時は、
さほど気にして
いませんでしたが、
赤ちゃんにも
電気より湯たんぽが
いいと知って、
赤ちゃん用の湯たんぽを
買って使い始めてから、
意外なやけどについて
知ったのです。

もちろん、
お湯を注ぎ入れるときも
危ないのですが、
お布団の中に入れて
温めるために使う時には、
布団に入る前に、
まず、赤ちゃんが
寝る場所へ置いておいて、
赤ちゃんが布団に入ったら、
赤ちゃんの足の届かない、
布団の下の端の方へ、
移動させないと・・・

低温やけどさせてしまう
恐れがあるんです。

しかし実際使い始めてみたら、
寝返りできる赤ちゃんは、
自分から、熱いと布団を
はがし、湯たんぽから遠ざかり、
そういう行動に出たら、
湯たんぽを出すタイミング!

子どもは、
とっても敏感ですから、
気を付けないとね~。

湯たんぽは直接肌に
触れないように!

これ大事なポイントです!

それから、
2章に書いた通り、
お湯で湯たんぽが、
変形するので、
破損する危険もあります。

それを防ぐには、
お湯を湯たんぽの口まで、
満タンに入れることが
大切です。

湯たんぽの中に
空気が残っていると、
お湯の温度で膨張したり
縮小したりして、
破裂させたり
破損させてしまうことが
あるんです。

お湯は満タン!

これ大事なポイントです!

 

湯たんぽの幅広い使い方をマスターせよ‼

湯たんぽは、
冬にお布団に入れて
使うだけのモノと思い、
それ以外は、
場所を取って困るなぁと
思っていました。

しかし一辺倒のことしか
しない私が知らなかった、
様々な湯たんぽの
使い方があったんです。

昼間、居間で過ごすひとりの時間…
ちょっと足元寒い…
でもひとりでコタツは
もったいないと思う時、
湯たんぽが重宝するんです。

湯たんぽをコタツの中へ
入れておくと…
足腰をほんのりと温めてくれます。

そばに置いておくだけでも、
1~2℃周辺の温度を
上げてくれる効果が
あるんです。

椅子の背もたれに置いて、
パソコン作業したり、
ひざの上に置いて、
本を読んだり…
椅子の足元に置いて
足を乗せたり…

そうすると、
日中の暖房がいらなくなります。

湯たんぽは冬だけ
登場させるのはもったいない!

夏には、氷水を入れて使うと、
ひんやりいい気持ちです。

そして、おなかが痛い時、
腰が痛い時もおススメ!

冷え性の方は、
背中や腿の内側に
あてておくと、
改善されていきます。

 

湯たんぽ素材、大きさ、種類も様々…それぞれの適材適所、お教えします!

まずは、昔からの陶器製・・・
これ、今でも売られているんですね~知りませんでした。

こちらの最大の特徴は保温性と保湿性に優れているところ
中で1番温度が下がりにくく、朝まであったかいまんま。

ひどい冷え性の方にお勧めです!

次に出てきた金属製・・・

アルミや銅といった金属でできた湯たんぽは、
熱伝導がいいので、すぐに温まりたい時におススメ!

直火で温められるので、再加熱や保温もできますね。

最近湯たんぽブームにした、プラスティック製・・・
これはお値段も使い勝手もお手軽ですね。

陶器製と比べ、割れにくいという利点と、
金属製に比べ、表面温度が上がりにくいので、
低温やけどの心配があまりありません。

何より、可愛いカラフルなモノがいろいろで楽しめます♪

プラスチックより柔らかいゴム製・・・
これは、プラスチック同様、表面が熱くなりにくく、
低温やけどしにくいし、しかも柔らかいので、
小さい子どもに、使いやすい素材です。
でも、すぐ温まりたいっていう時は不向きです。

ドラッグストアで人気商品!ポリ塩化ビニル製・・・

こちらは、電子レンジで温められて、お手軽だし、
サイズもいろいろあって、カイロみたいにポケットに入れたり、
柔らかいから、首や肩を温めたり、アイマスクにしたりできます。

ポリ塩化ビニルは不健康だという方には・・・
あずきやソバの実、水の入ったモノもありますよ。

天然素材は、保湿効果や健康への効果もあったりするので、
冷え性などの改善に使うモノも出ています。

そして最近大人気なのが蓄電式・・・
使うちょっと前にコンセントを差し込めばいいので、
夜寝る前に、お湯をわかすという手間が省けますし、
万が一、お湯で布団が濡れるという心配もありません。

充電すれば何回でも使えるし、手間いらずが有難いですね。

蓄電式湯たんぽが出てきたら気になります!あんかとの違い!

 

あんかは、私が小さいころからよく使っていました。

小さな四角い形で、赤いフエルトで包まれていて、
コンセントを刺せば、だんだん温まってくるというモノ。

最近の蓄電式湯たんぽと、どう違うんでしょう?

あんかは「行火」と書きます。
昔は炭火のモノが主流で、だんだん、電気になり、
今では化学発熱体が入ったものまであるんですね。

中にヒーターと温度調節のスイッチが入っていて、
それが金属板に包まれているので、熱線が熱くなり、
金属板に伝わって、温かくなる簡単な仕組みでした。

一方、蓄熱式湯たんぽには、蓄熱袋と充電器があって、
蓄熱袋の中には腐らない水が入っていて、
その周りを熱線が網目のように包み込んでいて、
これが熱くなって水を温めるしくみでした。
そして充電したら取り外して使います。

あんかは、実家で未だに健在ですが、
造りのシンプルさが丈夫さにつながっているんですね。

昔ながらのモノ・・・その良さが身に染みた「湯たんぽ」調べでした。

 

まとめ

湯たんぽは、中国で使われてきた湯婆(たんぽ)が伝来したモノ。

デコボコの形には、破損防止と、低温やけど防止の意味がありました。
低温やけどを防ぐには、直接肌に触れない場所に!

破裂変形を・防ぐには、お湯は満タンに!

使い道は布団の中だけにとどまらず、
昼間のポカポカした時間帯なら、暖房を切って、
湯たんぽを身体の側に置いておくだけで温まります。

その種類、形、大きさも様々、色んなシーンで、
自分なりに、使い分けられそうです。

驚いたのが、蓄電式湯たんぽの存在!

あんかに似ていますが、仕組みが違いました。

あんかも湯たんぽも、昔ながらのモノは、
いつまでも壊れない、シンプルで丈夫な良品だと、
実感して、見直そうと思いました。