ニュースで昨今、
5月連休明けや夏休み明けに
取りざたされている、
学校に行けなくなる子…
親子で大変だろうなぁと、
他人事で見ていました。
いままでは・・。
学校へ行かないと言われた初日私がとった行動!
それが突然夏休み明け、
娘が「今日からもう学校行かない‼」
あまりに予想外で、
私は突拍子もない
行動に出たのでした!
私はいきなり、
娘にその意気込みを
聞いてみました!
「中学校の生徒の
学習意欲が無く、
授業になっていないから、
あの環境で勉強したくない!
もう家でひとりで
勉強した方がいい!」
そう切実に語る娘の、
本気な眼差しと、
メラメラ燃える闘志‼
その志を強く感じた私は、
図書館へ飛んで行って、
「受験計画の立て方」や
「インプット大全」など
何冊も、高校受験までの
指針になる本を借りてきて、
「じゃあ、中学校を
2年半休んで高校受験する
計画を立てて、
具体的にどうやって
受験するか、
あなたの考えている
モノを見せてほしい」
って伝えました、
本気で応援するために!
そして本人に、
本当にそれで
受験できるのか、
現実を知ってもらうために…
そしたら、
娘も図書館へ行くと出ていき、
3時間後、お昼に
帰ってきました。
持っていたのは、
中学2年3年の5教科の
教科書。
「教科書が無いと、
どのように勉強を
進めていくか
わからないから、
借りてきた」と言って、
黙々とスケジュールを
立て始めました。
1時間後、見せてもらった
スケジュールは、
綿密なモノで、
しかも日程的には
自分でできる、
というところまで、
書けていました。
そしてそれを見せながら、
娘が、
「教科書1冊やるのって、
1年もかからないよ。
だいたいこの進め方なら、
半年で終わるよ。
それを、授業妨害する
生徒と一緒に、
のらりくらり
授業を受けながら
やっていくの、
時間の無駄だと思う」
と言い放ったのです。
私は、保育士の経験から、
以下のことを
先生は考えてるんだ
ということを
話しました。
年間指導計画、
月間指導計画、
週間指導計画、
1日指導計画、
1授業指導案…など、
綿密に作成します。
それに基づいて授業をし、
その通りに
進まなかった場合、
修正を加えます。
子どもの個々の
進み具合をみながら、
1年間でここまで、
全員が均等に習得できるように、
考えて授業をして
くれています。
そして、
そんな簡単に教科書に
書いてある事だけを
覚えるのが、
学校の勉強ではない‼
と話しました。
そして、その計画を、
夕方、電話くださった
担任の先生に、
娘自ら、話をさせました。
そしたらあっさり、
先生から、
「中学校を2年半休んだら、
どこも受験できる高校は無い」
と告げられた娘…
仕方なく次の日から
登校しました。
私はそんな娘に
言ってやりました。
「先生がそうやって、
あなたの本気を
受け止めてくれなくて、
出席日数が足りなくて
受験できないって
おどしてくるんなら、
こっちにだって、
覚悟はある‼っていうところ、
見せてやろうよ‼
これからの行動で‼」
そして娘は、
生徒会役員に
立候補して帰ってきました。
学校へ行けなくなる理由は様々・・・息子の場合「朝起きられない」
今度は息子が、
朝、布団から起きられなくて、
「目が回る」と言って、
うつろな表情…
月曜日の朝に、
決まってこうなるんですよね。
だから、日曜日に
遊ばせすぎたかなって、
夜更かしをさせないように
気を付けましたが、
1か月に1回くらい
訴えるようになって、
小学校の保健の先生に
相談しました。
これはいわゆる
「起立性調節障害かも」と、
詳しい資料のコピーを
くださいました。
そこには、
なりやすい子の
性質が載っていて、
自己主張しない、
大人しく内向的
聞き訳がよく、
厳しい集団訓練を怖がる。
不安がりで、
少しのことでくよくよする
乗り物に酔いやすい
恐怖や不安な体験、
見るだけでもめまい、
吐き気
そうそう、
私にも当てはまる!
と思いながら、
息子も少しこういう
傾向にあるとは思いました。
息子はこの頃、
眼科健診でも、
再検査のお便りを
もらってきて、
眼科へ行くと「遠視」の
診断でした。
「遠視」も、
遠近のしぼりの機能が
低いために、
目や神経が疲れやすく、
めまいがあるそうです。
もともと、チックで斜視の
ような目の動きをするので、
目の方の要因で、
めまいがあるかも
しれないとも考えました。
「遠視」の特徴は、
赤ちゃんはまだ視覚が
未発達で遠視気味なので、
だんだん成長とともに、
視力が正常になります。
しかし3歳になっても、
見えにくそうにしていたり、
ということがあったら、
早期受診をとあったので、
2度目のもう少し細かい
検査もすぐ受けに
行きましたよ!
焦りますもんね。
放っておくと弱視になる
可能性が‼
なんて書かれて
いたりするので…
でも、再検査でも
メガネの必要は無いと言われて、
心底、安堵したのを
覚えています。
主治医は有難いです。
遠視だと、
遠近のしぼりの機能が
うまくいかないために、
目が疲れる、肩がこる、
頭痛がすると
いうことがあります。
息子も、めまいと一緒に
頭痛をよく訴えました。
そして、細かい作業が
とても疲れるので、
字を書いたり、
細かい色塗りや
工作の作業も、
すぐ疲れて、
続かないということ。
本を読むことが、
とても苦手ということも
あります。
息子も、そういえば、
幼稚園では折り紙や
切り紙で挫折し、
小学校へ入ったら、
音読や漢字練習が
へとへとです。
そして、訴え始めた頃、
ゲームも始めた時期と
マッチ!
ゲーム画面のような
瞬時に変わる
映像を見るのも、
目を酷使して、
疲れさせるというので、
すぐにゲームは
やめさせてみました・・・。
それから3か月、
1度も訴えてきていません。
でもやっぱり、
日曜日の夜になると、
「明日の朝、
めまいがしたらどうする?」って
心配して、
毎回聞いてきます。
だから、
安心させるように、
「大丈夫だよ、
休めばいいんだよ」
と伝えています。
ずる休み!とは言わないように。
不登校小学生支援について 不登校はぜひ相談して!
私は、娘の「不登校宣言‼」
より先に、
息子の「朝起きられない」
という状態が始まった時、
もし、公立の小学校へ
通えなくなったら…と、
支援について、
調べていました。
私の住む自治体には、
教育総合支援センターがあり、
HEARTS(ハーツ)という
平日の日中のみ、
電話相談可能な
学校支援チームがあったり、
マイスクールという、
不登校の
公立中学生対象の、
火曜日から金曜日の
9時~12時まで
開設している、
通室施設が、
教育総合支援センター
内にあります。
また、私立のところでは、
フリースクールと言って、
不登校の生徒の
学びの場となる
教育施設も、各都道府県に
あります。
説明会や体験会なども
実施しています。
その情報は
「フリースクールガイド」
というHPで、
私は見つけて知りました。
しかし、息子のような
内向的なタイプは、
こういうところも
不安で行きたがらないなと
思いました。
また、不登校の
中高生が通う
全寮制の学校が、
愛知県や、山梨県、
和歌山県、福岡県に
あります。
もちろん、通う意欲が
ある子達向けですね。
不登校本当のつらい気持ちは本人しかわからない!私が絶対しなかった3つ
不登校になって、
1番辛いのは、
間違いなく本人です。
私は、2006年に
息子さんをうつと
過労死で亡くした方の
「本当のつらさが
わかっていたら」
という訴えを、
文章化した奥野滋子さんの
手記に共感して、
そのお母さんの勇気に、
感動して、
自分の息子は、
こういう思いを
してほしくないと、
子どもへの接し方を
気を付けてきました。
その方は、
システムエンジニアとして
激務をこなし、
休んでは復帰、
休んでは復帰を
繰り返しながら、
「あと、もう1回」と、
システムエンジニアの
夢を叶えて、
あきらめたくなくて、
真面目に頑張って
いたそうです。
そういう、
いい加減ができない、
真面目な人が、
自分を追い込んで、
命を落としてしまうなんて…
お母さんの無念が
いかばかりか、
計りしれません。
真面目な親が、
真面目な子どもを育て、
真面目な日本人が、
未来の日本を
担ってくれる、
そんな希望が、
経済成長の代償として、
陰でこんな悲しいことに
なってしまうなんて、
これから子どもを
育てる身として、
繰り返してはいけない!
という思いがしています。
不登校が、
年々増えているのには、
きっと、こうした大人の
ひずみが、ついに子どもにまで、
至ってしまっているんだと、
私は感じています。
私も朝起きられない子でした。
でもその時代は、
なまけで終わりに
されましたね。
でも息子の生きる
今の時代は、
研究され理解される
ようになり、
さまざまな選択肢があり、
希望が失われない方法が、
いっぱいあるんです。
それを子どもに
知ってほしいです。
だから私は、息子に、
あ、娘にも、
「現状がつらければ、
他の生き方も
いっぱいあるよ」「未来は、人生は、
あなたのモノだよ」と、
将来を楽しみに
できるように、
話しています。
私もですが子ども達も、
学校嫌いで冬休みを
楽しみにしています。
だんだん、この義務教育が、
今の時代に合わなくなって
きているのに、
どうしようもない
無力感を覚えます。
親として何ができるのか。
ただ、親として、
絶対にしない!
という事は、できます‼
1・・・怠けだと言わない、態度に出さない
2・・・学校へ行かせようと無理やりしない
3・・・不登校はあなたが悪いと、一方的に責めない
行かなきゃいけない、
行けない自分が悪いと、
もう、十分、本人は
思っていて傷ついてます。
「また~?」とイライラして
親もつらいでしょうけど、
1番辛いのは、
間違いなく本人です。
学校へ行けない我が子を、
悪いと責めずに、
受け入れてあげましょう。
ここに居ていいんだよって。
ここまで書いたら、
涙が出てきちゃいました。
まとめ
他人事だった
「不登校」が、
自分のこととして、
降りかかってきた初日、
私は子どもの思いを
受け入れて、
一緒に不登校の人生を歩こう!
と決めました。
学校へ行けなくなる理由は
いろいろあって、
息子は朝起きられなく
なるのですが、
それを怠けと
言ってしまっては可哀そう。
起立性調節障害や
遠視で苦しんでいる
子どもたちを理解して、
受け入れる接し方を
してあげよう!
自治体や色んな施設で、
受け入れの場があったり、
相談にのってくれる
ところも、あります。
不登校になったら
悪い子だと決めつけず、
責めない・
無理やり行かせない・
怠けだと言わない‼
を心がけましょう^^*