パンケーキとホットケーキは同じじゃないの?
と思うかもしれませんが、違うものなのです。
今回は、なにが違うのかについてと、
パンケーキの由来とホットケーキの由来について
お話していきますね。
そもそもパンケーキって何?その由来とは
実は、パンケーキのパンは、フライパンのパンです!
※フライパンは、底が平らで
取っ手のついた鍋のことを指します。
なので、平たい鍋で焼いたパンが元々の意味です。
その歴史は古く、粉や水、薪、石器(鍋の代わり)が
あれば手軽に作れるので、古代エジプト時代には
すでに食べられていたそうです。
その当時は、人々の健康と幸せを祈り、
神へ捧げるものとして、作られていたそうですよ。
材料は、小麦粉・卵・牛乳・ベーキングパウダーが
ベースで、砂糖を加えてスイーツとして
食べることもあれば、塩を加えて甘さ控えめにして
食事として食べることもあります。
近年はハワイやニューヨークのパンケーキが
トレンドとなり、東京からパンケーキブームが
広がりました。
今では全国各地でパンケーキのお店が
見られるようになり、行列で何時間待ちという
パンケーキ専門店も珍しくありませんよね。
このようなお店の商品は、
やはりホットケーキというよりは、
海外でも通じるパンケーキに近いものです。
ホットケーキより薄く焼かれ、
生地自体の甘さは控えめです。
メープルシロップや、はちみつ、
フルーツや生クリームをトッピングしても良いですね。
じゃあホットケーキの由来ってなんなの?
明治17年(1884年)、ウィルレム・チャンブル氏が編集した本を、
日本の文部省が翻訳し出版された“百科全書”という本に
「薄餅(パンケーキの訳語)」として紹介されたのが
日本のホットケーキ史の始まりです。
その後、「温かいケーキだからホットケーキ」と
名づけたことが名前の由来とされています。
つまり、ホットケーキは、商品名(和製英語)だったのです!
ホットケーキは喫茶店で出てくる
ちょっと分厚い二段重ねのスイーツや朝ご飯として、
日本ではよく知られていますよね。
また、ホットケーキは厚めのものが多いですね。
トッピングは主にバターとはちみつのみで、
生地自体に甘味がついているものもあります。
まとめ
パンケーキとホットケーキは同じようで
違いましたね。
味のほうは一般的に日本のホットケーキは
甘く厚みがあり、海外のパンケーキは
薄くて食事メニューがある、
という感じでしょうか。
家庭でも手軽に作れるので作ってみてくださいね^^