私たちの食生活に馴染みがある「カラメル」。
プリンやお菓子などに着色料として、よく使用されています。
しかし、カラメルの色素に含まれる添加物は、
身体に危険で注意したいあるという噂があります。
そこで、カラメル色素に含まれる
添加物について調べました!
カラメル色素と一言で言っても
4タイプあります。
体によくない避けた方がいい添加物であることは
確かです。
妊婦さんや小さいお子さんは避けた方がいいでしょう。
美味しそうに見えるもの、
実際に体にとって美味しいもの。
どちらがいいのかも考えてみましょう!
カラメルの色素に含まれるモノとは…!それって体にいいの?悪いの?
カラメルの色素とは、砂糖やグルコースなどの糖類や
でんぷん分解物から作られる、
天然の着色料です。
私たちがイメージする黒いカラメルは、
砂糖を溶かしたものなので
健康に問題はありません。
ですが、カラメル色素は黒いカラメルとは別物で、
食品を美味しそうにみせる効果があります。
日本でも様々な食品に使われており、
着色料の80%以上を占めているそうです。
私たちも知らない間にカラメル色素を
とっているかもしれません。
カラメル色素は4種類あります。
ざっと簡単に説明します。
・カラメルⅠ
デンプンや糖蜜、または炭水化物を
熱処理して得られたものです。
あるいは、酸もしくはアルカリを加えて
熱処理したものも、カラメルⅠと呼びます。
・カラメルⅡ
カラメルⅠに亜流酸化合物を加えたものです。
・カラメルⅢ
カラメルⅠにアンモニウム化合物を加えたものです。
・カラメルⅣ
カラメルⅠに亜流酸化合物、および
アンモニウム化合物を加えたものです。
基本のカラメルⅠにどのような物質が
追加されているかで分類されるようです。
では、健康にはそれぞれどのような
影響があるのでしょうか?
カラメルⅠとⅡは健康に影響ないと言われています。
しかし、問題なのはⅢとⅣ。
アンモニア化合物の入っているカラメル色素は
「4−メチルイミダゾール」という
化学物質を生成します。
これが人体に悪影響を及ぼすとされているのです。
カラメルの色素に発がん性があるって本当なの…?
アンモニア化合物の入っているカラメル色素で、
「4−メチルイミダゾール」という化学物質には、
発がん性が確認されています。
発がん性があるので、
なるべくとらないようにしたいですよね。
しかし、日本の食品で記載されているカラメル色素は、
ほとんどがⅢとⅣのどちらかだと言われています。
しかも商品欄には「カラメル色素」しか
書いていないので、どのカラメル色素なのか
わからないようです。
これは困りましたね。
そこで、カラメル色素が添付されている
食品をまとめてみました。
・インスタントラーメン
・カップ麺
・コーラ
・アイスクリーム
・うなぎの蒲焼
・カレーやシチューのルー
・缶コーヒー
・コーンフレーク
・ソース類、佃煮
・焼き肉やすき焼きのたれ
(出典元渡辺雄二 食べてはいけない添加物 食べてもいい添加物)
他にもありますが、
おおまかにこのような食品に使われています。
甘いものからしょっぱいものまで、
私たちが普段食べている食品が沢山ありますね。
妊娠中や小さいお子さんは、
上記の食品を食べないようにしましょう。
アメリカでは消費者団体が
FDA(アメリカ食品医薬局)に対して、
このカラメルⅢ、Ⅳの使用禁止を
求める請願書を出しました。
発がん性物質の取り締まりも厳しいので、
カラメル色素に対しては
厳しい処置が行われているそうです。
しかし、日本はカラメル色素に含まれる
「4−メチルイミダゾール」に
発がん性が確認されても、何も対処していません。
食品を選ぶとき、私たち自身が気をつけて
注意しなければいけないようです。
まとめ
カラメルの色素に含まれる添加物…
発がん性がある添加物「4−メチルイミダゾール」が
カラメル色素のⅢ、Ⅳに
含まれていることが分かりました。
まったく食べないということは難しいと思いますが、
含まれている食品を食べる頻度を
少なくするなどして対策するのがよさそうですよ。
乳幼児や授乳中、妊婦の女性は特に
カラメル色素が入っている食品を
とらないようにしましょう。
これからは健康のためにも、私たち自身が注意して
食品を選ぶことが大切になってきますね。
日本は、どちらかといえば添加物に甘い方だと
言われています。日本は添加物大国ともいわれています。
日常的に継続して取らないように、
自己防衛をしましょう!