はちみつって、
固まってしまいますよね?
これって、
傷んでしまったんじゃ、
と、心配になりますね。
でも大丈夫♪
はちみつは、
保存方法によって、
固まってしまうことが、
あるんです。
品質には、
何ら問題はありませんが、
固まってしまうと、
口がチューブ型だと、
取り出しにくくて、
使いづらいんですよ。
同じようなお悩みを
もって、ここまで
たどりついてくださった
あなたと一緒に、
これから、原因や
復活の方法を
見ていきましょう。
さあどうする?固まったはちみつの戻し方とは!
固まってしまっても、
簡単に戻すことは
できるんです♪
その方法は、
”湯煎”
赤ちゃんのミルクを
温めなおす要領で、
42~45℃くらいで、
ゆっくり温めます。
でも、この方法だと、
1時間近くかかることも
あります((+_+))
忙しいあなたには、
”電子レンジ”
という方法を伝授
しましょう。
500W で、だいたい10秒♬
簡単で、早いでしょう?
ただ、注意点があります(―_―)!!
*温めすぎない*
はちみつは、
加熱すると、
成分が変化してしまうので、
味や風味が変わってしまう
ことがあります。
もっと、困るのは、
栄養素的にも、
変化があるということ。
できるだけ、
45℃くらいまでで戻すのが、
おすすめです(^^ゞ
湯煎とか、
その応用で、
お風呂で温める…
という方法なら、
温度調節がしやすい
ですね。
電子レンジの場合は、
気を付けて、
短い時間で、
数回やってみるのが、
いいと思います。
*急速に加熱しない*
急速に加熱していまうと、
さきほどの書きましたが、
味や風味が損なわれますし、
溶けた部分と、
まだ固まっている部分に、
分かれてしまいます。
それだとまた、
固まってきてしまい
かねないので、
低めの45℃くらいの温度で、
じっくり時間をかけて、
戻しましょう。
*全体を溶かす*
上でも書きました通り、
戻し終えたのに、
まだ一部、固い部分が
残っていると、
また、固まり出してしまう
恐れがあります。
ですので、
固まっているところが、
全部なくなるまで、
しっかりと溶かしましょう。
時間がない時は、
電子レンジで、
使う分だけチン♪する…
という方法がおススメです(^^ゞ
*繰り返し戻さない*
溶かしたのに、
また固まったからって、
繰り返し戻し続けると、
もちろん、
風味や味は、
どんどん落ちてしまいます。
一度、はちみつを戻した後は、
もう、固まらせないように、
保存しましょう。
YouTubeで、
詳しく教えて
くださっているので、
参考になさってくださいね。
https://www.youtube.com/watch?v=-T2T0533ePc
はちみつが固まる原因とは?
どうしたら、
1度戻したはちみつを、
二度と固まらせないように
できるんでしょう。
それには、
固まってしまう原因について、
知ることが近道です!(^^)!
「冬、寒くなってきたら、
白く固まってしまった(・・;)」
「冷蔵庫に入れていたら、
固まってしまった~」
…ということ、ありませんか?
そうなんです。
原因のひとつ目は、
“温度の変化“なんです。
はちみつは、
気温が15℃以下になると、
固まり(結晶化し)やすくなります。
しかも、
急激に温度が低下した時にも、
固まり(結晶化し)やすくなります。
もうひとつの、
固まってしまう
原因は、
“糖の性質“です。
でも、ご安心ください(^_-)-☆。
固まってしまっでも、
蜂蜜の品質には、
全くもって、
問題はありません。
はちみつは、
ブドウ糖と果糖から
できています。
蜜を採る花の種類によって、
その比率は違ってきます。
だいたい、
ブドウ糖が多いほど、
固まり(結晶化し)やすくなります。
あと…
そうしても、はちみつって、
自然のモノなので、
花粉とかの不純物が、
入ってしまいます。
こうしたモノが、
ブドウ糖とくっついて、
結晶化を進めてしまう…
ということも起こります。
それから、
私みたいな、
おっちょこちょいは、
買ったときに、
落っことしてしまって、
それが要因で、
固まっていくと
いうこともあります。
固まるはちみつと固まらないはちみつの違いは何?
上で書きましたが…
固まった=結晶化が起きてしまう
原因のひとつに、
糖の種類がありますよ~
と、お伝えしました。
はちみつは
蜜を採る花の種類によって、
ブドウ糖と果糖の
比率が違います。
ブドウ糖が多いほど、
固まり(結晶化し)やすい
ということで、
種類を具体的に、
見ていきましょう。
例えば…
アカシアのはちみつは、
ブドウ糖が少なくて、
果糖が多いはちみつで、
最も結晶化しにくい
はちみつの一つ…
と、言われています。
そのアカシアに比べると…
ミカンや菩提樹のはちみつは、
ブドウ糖が多いので、
どちらかというと、
固まりやすいはちみつ…
ということになります。
ざっと、書きますと…
《固まりにくいはちみつ》
アカシア
栗
りんご
マロニエ
《固まりやすいはちみつ》
れんげ
菜の花
そば
ウド
こうやって見てみますと…
色が濃いはちみつは、
固まりやすくて,
色が薄いはちみつは、
固まりにくい…
という印象ですね。
それも、
判断材料のひとつにすると、
いいかもしれませんね(^_-)-☆
ただ、自然のモノなので、
必ず、固まらない、
必ず、固まる…と、
断定できるものでは、
ありません。
採れた季節や、場所、
花の開花状況や時期…
などなど、色んな条件によって、
微妙に影響を受けます。
必見!はちみつが固まるのを 防止するあること!
戻すのも面倒ですよね( ̄▽ ̄;)
初めから、
固まらせない方法が、
わかっていると、
いいですね。
*冷凍*
はちみつが固まる
原因のひとつは、
気温が低くなることだと
お伝えしてきましたが、
結晶化する温度は、
8~16℃くらいなんですφ(..)メモメモ
っていうことは、
8℃以下なら、
結晶化はおこりにくい…
ということなんです♪
ですので、
冷蔵庫での保存では、
固まってしまうはちみつも、
「冷凍庫」で保管すれば、
結晶化はしなくなります(^O^)/
しかし、冷凍庫は氷点下…
そこで保管するということは、
結晶化はしませんが、
凍って、固くはなりますね。
なので、はじめに、
瓶やチューブから出して、
冷凍用密閉容器へ、
移し替えてから、
冷凍することを、
おススメします(^^ゞ
*振動の無いところ*
振ったりすると、
結晶化してしまうと、
お伝えしましたが、
冷蔵庫の上や、
作業台の上だと、
ちょいちょい振動が
あると思いますので、
おススメできません。
振動の少ない、
食器棚の中や、
頭の上の作り付けの
棚の中に保管するのが、
おススメですよ(^_-)-☆
*温かい場所*
はちみつは、
15℃くらいで、
固まりやすいので、
台所でも、
上の、温かい空気の
溜まるところに、
保管すると、
固まりにくいですね♪
固まりやすいはちみつと固まらない蜂蜜の違いは?はちみつの定義とは?
養蜂場直売や専門店の
はちみつは、
白く固まるけど、
スーパーとかで売っている
安いはちみつは、
いつまでも、トロッと
している…
っていうイメージを、
持っているのは、
私だけでしょうか?
どっちも、純粋なはちみつ
なのでしょうか?
国内の規格では…
かなり、細かい事が
書いてあるので…
おおまかに、要点を
要約してみますと…、
「はちみつ」とは、
ミツバチが、
花から花へ、
蜜を集めてきて、
巣箱に持ち帰って、
巣箱の中で、
水分が少しずつ浄化して、
糖度が高まったものを、
採蜜して、
ゴミが入らないように、
こしたはちみつのこと。
「精製はちみつ」とは、
はちみつから
色・匂い・栄養成分を
取り除いて作られる、
無色無臭の甘味料です。
「加糖はちみつ」とは、
はちみつに、
糖を混ぜた
はちみつの事です。
これが、スーパーで
安く売られている
ものですね。
人工甘味料や、
水飴などを加えて、
はちみつが、
60%以上含まれている…
という条件を満たしている
はちみつのことです。
ちなみに、
以下は、
規約本文です。
読みにくいので、
嫌な方は、
飛ばしちゃって
ください(^^ゞ
《はちみつ類の
表示に関する
公正競争規約》
~はちみつの定義~
この規約において
「はちみつ類」とは、
はちみつ、精製はちみつ、
加糖はちみつ、
巣はちみつ及び
巣はちみつ入りはちみつ
をいう。
1.この規約において
「はちみつ」とは、
みつばちが
植物の花みつを採集し、
巣房に貯え熟成した
天然の甘味物質であって、
別表に定める性状を有し、
別表に定める組成基準に
適合したものをいう。
2.この規約において
「精製はちみつ」とは、
はちみつから臭い、
色等を取り除いた
ものであって、
別表に定める組成基準に
適合したものをいう。
3.この規約において
「加糖はちみつ」とは、
はちみつに異性化液糖
その他の糖類を
加えたものであって、
はちみつの含有量が
重量百分比で
60パーセント以上
のものをいう。
4.この規約において
「巣はちみつ」とは、
新しく作られて
幼虫のいない巣房に
みつばちによって
貯えられたはちみつで、
巣全体又は一部を封入したまま
販売されるものをいう。
5.この規約において
「巣はちみつ入り
はちみつ」とは、
はちみつに
巣はちみつを加えた
ものをいう。
6.(1)の「はちみつ」には、
精製はちみつ又は
ローヤルゼリー、花粉、
香料、果汁若しくは
ビタミンを加えたものを
含むものとする。
ということは、
色んな糖分の混ざった
安いはちみつも、
純正の天然はちみつも、
「はちみつ類」に属していて、
まがい物っていうのは、
無いっていう事ですね!(^^)!
しかし、安いはちみつは、
いろんな糖分が混ざっている分、
結晶化しにくいんですね。
これホント?はちみつが固まるのは本物の証?
アメリカの
「全米消費者連盟」
(NCL)が、
「本物のはちみつを選ぼう!」と、
呼びかけているニュースを
目にしました。
その団体の話では、
はちみつは偽造されやすい
食品の一つだといいます。
植物性シロップなど
混ぜて作ったはちみつを、
「偽造はちみつ」と言い、
それが大量に出回ることで、
はちみつの価格が下落し、
養蜂家の経営を圧迫することで、
養蜂家が減ってしまい、
ミツバチの受粉活動が減り、
農作物の生産に、
大きな影響を及ぼしかねない…
だから、
養蜂家や、市場を守るために、
“本物を買いましょう“
というのです。
一方、日本では、
”はちみつ類”の中に、
「精製はちみつ」や
「加糖はちみつ」という、
きちんとした分類があって、
規約にきちんと合っていれば、
偽物とは言いません。
どのはちみつを使うかは、
買うあなたや私の
選択次第ですし、
純正のはちみつは高いですし、
精製か緻密は安い…
と、はちみつ全体の価値は、
下げていない٩( ‘’ω’’ )و
こういうおおらかな
日本の規約って、
いいと思います。
できれば、
本物を買いたいですが、
固まらせない為に、
*種類選択
*温度管理
*振動予防
気を付けてみましょう。