新婚生活というと、
「大好きな彼氏と
結婚して幸せな生活」という
思いに夢をはせます。
しかし、実際は
新婚生活に疲れたと
嘆いてしまう女性は
意外と多いのです。
その理由として多いのが
「家事の分担」について。
新しく家族をつくる
というのは、
今までの常識が
くつがえることもあります。
それに加え、
家事という日常的な
労働も増えます。
新婚生活に
疲れてしまう前に
「どういった家事分担を
すればいいのか?」
という疑問を
解消していきたいと思います。
専業主婦だと旦那が何もしないのは普通…?
日本人男性が結婚後、
家事をしてくれる
割合というのは
僅か3割程度と
いわれています。
そのため世間では
「家事は女性がやるもの」という
イメージがついて
しまっています。
ジェンダーギャップが
緩和されつつある昨今、
家事をやってくれる
旦那が増えてきているのは
事実です。
しかしそういった男性が、
3割程度と考えると、
「家事をやってほしい」
と頼んでも、
「周りでは家事をやる
旦那はいない」
と、否定されてしまう事態にも…。
映画やドラマを見ると
外国の男性は家事や
育児を分担している
場面を多く見られます。
しかし「日本が遅れている!」
というわけではなく、
他の国に比べて、
労働時間が多いということが
考えられます。
他の国に比べて、
日本人男性は1日150分近く
労働時間が長いと
いわれています。
日本人男性は1ヶ月で
約450時間近くの
労働です。
また、同じく労働時間が
長い韓国でも、
家事をやらない旦那
というのは日本よりも多いという
統計結果があるそうです。
1ヶ月の労働時間が
約300時間強の
ヨーロッパ諸国では、
積極的に家事をやる
男性は多いそうです。
そのため、
「専業主婦なら
家事は全てやってほしい」と
思ってしまう旦那は
多いのだと思います。
しかし、
一人暮らしとは違って
「お腹が空いたら
ご飯をつくればいい」
「洗濯ものは少ないから
毎日やらなくていい」
という家事の手抜きが
なかなか難しい…。
共同生活だからこそ、
相手に合わせた決まった
家事をこなさなければ
いけません。
「部屋の汚れ具合も2倍」
「食事をつくる量も2倍」
と考えてしまうと、
専業主婦でも家事を
全て担うのはしんどさが
つのりますね。
そういったギャップが
新婚生活のしんどさに、
つながる結果に
なっているようです。
共働き新婚家庭の家事分担はどうする?
一人暮らしだと、
家事も仕事も
自分だけに必要なこと。
家事も疲れていれば
毎日やらなくても、
正直ほとんど支障が
ありません。
しかし共同生活となると
そうもいきません。
洗濯ものも増えますし、
食事も決まった時間に
毎日作らなきゃいけませんし、
部屋の汚れ方も
変わります。
溜めてしまうと
どんどん汚れが
溜まる一方…。
特にフルタイムの
共働きの場合、
今までの一人だけの生活から
急に家事という
労働が増えるので
新婚生活がしんどく
感じます。
男性は女性よりも
労働時間が多い
傾向にあるので、
共働きであったとしても
女性に家事の比重が
高まることが多いです。
そのため、「しんどいな」と
思ってしまったら
すぐに旦那に
相談することが大切です。
実際に二人で
暮らしてみないと
どの程度家事が
負担になるのかわからない
こともあります。
相談する際は
「どういった家事が
多くなるのか」
「家事の頻度は
どのくらい高まるのか」
「お互いの出勤・
帰宅の時間の差」
というのを明確化
しておくことが大切です。
そういったことを
明確にしておくことで、
分担してほしい家事や
お互いにどういった
家事が得意かというのが
わかるので、
家事の分担がスムーズにいきます。
例えば旦那の帰りが遅い場合、
食事の用意や
洗濯は妻がやるけど
洗い物は旦那に分担。
妻は出勤時間は早いけど
旦那が遅い場合は
朝の食事や掃除、
ごみ出しは旦那に
分担など。
新婚生活でしんどさを
抱えてしまうと
「これから何十年先、
ずっと一緒にいれるのか」
という不安がつきまといます。
新婚生活だからこそ
頑張ろうと思って
しまうことで、
ちょっとしたギャップに
疑問がつのり、
時間が経つからこそ
「今更頼みにくい」と
自分一人が無理してしまう
恐れがあります。
「今は大丈夫だから」と思わずに
少しでもしんどいと感じたり、
違和感があったら、
旦那にその気持ちを
打ち明けることが大切です。
何も言わずに負担を
溜めてしまっても、
「何が負担なのかわからない」と
思われてしまっている
可能性もあります。
新婚生活において、
「旦那に気を遣って我慢する」
ということは
なにもメリットを
生みません。
喧嘩をしたくない
という気持ちで
負担や不満を
我慢してしまう女性は
多いですが、
「喧嘩になる前に話し合える」
という関係は
長く生活を続ける上で
重要なポイントですね。
まとめ
大きな喧嘩や不信感がつのる前に
お互いの家事の分担を見直すことが大切です。
一人暮らしだと家事を後回しにしても
返ってくるのは自分なのである意味負担は少ないです。
しかし家事をしない前提の旦那となると
家事は溜まると同時に旦那への不満もつのります。
そのため、お互いが家事の分担をすることで、
家事は溜まりにくくなりますし、
生活をお互いに支え合えているという
充実感にもつながりますね。
「自分だけが頑張っている」と思うと
しんどさから抜け出せません。
お互いにできることを分担するのが
無理せず生活できるのでおすすめです。