2022年ジブリパークが愛知県に‼千と千尋食堂再現?地球博の跡地に

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今回はジブリパークについてお話しします。

私は、幼少の頃、
「ハイジ」を見てから、
「未来少年コナン」や
「母を訪ねて三千里」など、
もう40年以上
宮崎駿作品フアンです!

上の子が小さいころ、
三鷹の森ジブリ美術館へ
行って、私まで
童心に帰った思い出が
あります・・・

あれよりもすごい
施設ができるんですね?
これは興味津々!

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2022年愛知県長久手市に開業する「ジブリパーク」長久手市ってどこ?

ジブリパークが開業予定の
愛知県長久手市って、
初めて聞きました~

場所は、現在は
「愛・地球博記念公園」
になっている場所!

車だと、
東名高速道路・
日進JCTから、
名古屋瀬戸道路に
分岐「長久手IC」から
東へ約5分のところ。

または、東名高速道路
「名古屋IC」から、
東へ約20分のところ。

電車だと、
名古屋駅からなら、
地下鉄東山線で
藤が丘駅下車、
リニモに乗り換えて、
東部丘陵線(リニモ)で
記念公園駅が目の前!

JR多治見駅からだと、
JR中央本線で
千種駅下車して、
地下鉄東山線で
藤が丘駅へ。
または、高蔵寺駅下車で、
愛知環状鉄道に乗り換え、
八草駅下車でリニモへ。

我が子が「リニモ!リニモ!」
って図鑑見てさわいでましたが、
ここで走ってるんですね~

2005年に開業した
磁気浮上式⁉の
リニアです!

車体をわずかに
浮上させて走行する
静かな乗り物!

2005年、
日本国際博覧会が、
21世紀最初の
国際博覧会 (EXPO)として、
開かれた場所のひとつが、
長久手会場!

博覧会協会が定めた
正式な愛称が「愛・地球博」
英語愛称はEXPO 2005 AICHI, JAPAN。

その跡地が今は、
愛・地球博公園になってます。

その場所に、
2022年秋開業を目指す
ジブリパーク整備に対して、
愛知県が、設計段階から、
建設会社の知見などを反映する
「ECI方式」と呼ぶ手法を
導入して指揮をとって、
鹿島中部支店と業務契約を結び、
7月にも、本体工事を行う
よていになっています。

県は20年度当初予算案に、
先行開業する3エリアの
工事費など関連費用として、
27億5千万円を盛り込んで、
開業準備を本格化させています。

県あげての、一大事業⁉
としまえんも昨日、
東京都の買収などが
決まって閉園という
ニュースを聞きましたが、
こちらは逆に、
新しいテーマパークを、
県が支援してくれる!
という明るいニュース!

県によると、
5エリアの建築工事で
約310億円⁉
設計、企画・デザイン監修費
などに約30億円⁉

県財政の負担が膨らむことを、
大村秀章知事は、
「国からの交付金や償還時に
交付税措置のある起債を活用し、
県費以外の財源確保に努める」
と話しています。

しかし、
ディズニーランドの
新エリア「美女と野獣」だけで
320億・・・ですから。

としまえんのニュースでも
思いましたが・・・
額を見るだけで、
ディズニーやUFJには、
負けるなぁと思ってしまいます。

現在、だいたい
愛・地球博記念公園の
来園者数は約156万人。

そこで、2023年、
全5エリア開業すれば、
ジブリパークだけでも
年間約180万人の来場‼
公園全体では280万人に
増えると見込んでいます。

レジャー施設の目玉に乏しい
愛知県にとっては、
年間200万人以上が
訪れる名古屋城と、
ほぼ肩を並べる、
待望の新施設の開業‼
と期待しています!

 

ジブリパーク「千と千尋」食堂街も!って…他にどんなエリアがある?

驚いたことに⁉
トトロの映画の
「さつきとメイの家」
という施設は、
もうすでにあります‼

観覧チケットは、
「当日券」と「事前購入券」

当日券は、
観覧当日の8:30から、
サツキとメイの家の
受付で販売を開始します。

事前購入券は、
ローソン・ミニストップ店頭の、
Loppiで買うことができます。

チケット以外では
観覧できないので、
事前予約の方は、
必ず、ローソン・ミニストップ
店頭で、チケットに交換して、
持っていきましょう!

チケットが無くても、
展望塔などから、
外観は見られますよ。

開館時間は、
平日:10:00〜16:30
土日祝:9:30〜16:30
(入館は16:00まで)

チケットは、
大人520円
4歳~中学生以下250円

場所は、駅や駐車場から
20~30分もかかる、
ちょっと奥にあります!

さてさて・・・
では、本格的な
ジブリパークは、
どんなエリアが
できるんでしょう?

ジブリパークの広さ、
なんと194㏊⁉
日本最大サイズの
テーマパークになる‼

まず今年着工が始まり、
2022年までに、
さつきとメイの家がある
「どんどこ森エリア」、
展示室や売店などが入る
「ジブリの大倉庫エリア」、
ラピュタやハウルを
モチーフにした
「青春の丘エリア」を
整備する予定!

「青春の丘エリア」は、
メイゲートに作る予定。

今あるエレベーター塔を
利用した建物あり、
耳をすませばの
アンティークショップあり、
19世紀末の雰囲気♪

「千と千尋」食堂街が
できる予定の場所が、
「ジブリの大倉庫エリア」
ここは屋内型の施設になり、
展示室やシアター、
子どもの遊び場もできる。

場所は、
2018年9月に閉館した
温水プールの跡に
できる予定。

その後2023年までに、
あいちさとラボの場所に
「もののけの里エリア」を、

そして、公園中央に、
魔女の宅急便や
ハウルの動く城のように
魔女がテーマの
遊戯施設などを作る、
「魔女の谷エリア」を
建築予定!

 

ジブリパークの予定地!なぜ愛知県に作ることになったの?

 

三鷹にはすでに、
ジブリ美術館が
できているのに、
なぜ、愛知という
遠いところに、
ジブリパークを
作ることに
なんたのでしょう?

まずは、広さ!
愛・地球博記念公園は、
およそ200㏊⁉

次の要因は、
建設理念ですね~

それは2005年、
愛・地球博覧会の
1番人気のパビリオン
「さつきとメイの家」
とのつながりからでしょう。

博覧会のテーマが、
「自然の叡智」でした。
それがジブリの作品への
理念と通じて、
「さつきとメイの家」が、
万博で披露されたのです。

建築物が大好きな
宮崎さんが描く
ジブリの世界観は、
「古き良き
日本の原風景、田舎」
のどかで、
どこか懐かしくて、
でも、リアルで、
不思議な魅力があり、
環境を大事にする
思いを感じる
作品は、まさに、
駿さんあっての
ものだと思います。

さつきとメイの家は、
ただ「となりのトトロ」に
出てくる映画の中の家を
そのまんま建てようという
アトラクションではなくて、
昭和初期の建築物を再現しよう!

というコンセプトのもと、
伝統的な木造建築の
技法をこらした家として、
建てられています。

和風の建物に、
赤い鉄板屋根が
印象的な外観。

このような
日本の伝統的な家屋に、
洋館付きの建物は、
明治から昭和初期に、
“ハイカラな家”として、
建てられました。
「文化住宅」
とも、呼ばれました。

現在も、
杉並区周辺の
お屋敷に残っています。

家のモデルは、
宮崎駿さんが疎開した
栃木県の和洋折衷の家を
モデルにしています。

構造から仕上げまで、
全て、本当の当時の
家の技法にのっとって、
建築されています。

当時の本やランドセルが、
置かれていて、
障子や襖も、
当時のデザインを
参考にして、
備品まで、
当時の物を集めて
いるんですよ。

鋳物で作られた浴槽は、
「長州風呂」と呼ばれ、
昭和初期には、
既にこのような
タイル貼り浴槽を、
造っていた家が
ありました。

万博当時は、
この風呂はもちろん、
実際に使用できました。

今はリフォームしてます。

台所も、
実際に使用できる
釜戸や井戸ポンプが
しつらえてあります。

窓のガラスや照明、
家財道具にいたるまで、
全て当時の物ばかり。
かまども使えます。

井戸も動かすと、
ちゃんと水が出ます。

このポンプは、昭和初期から
形が変わらず、
今も造られているモノ!

2005年に、
さつきとメイの家だけでも、
ここまで本格的に、
伝統工法 木造軸組二階建
として、建築して、
細部にわたって、再現し、
実際に使用できる建物として、
建てたのですから、

今回のプロジェクトになったら、
どれだけ、ジブリの世界を、
実際のモノに近づけられるか⁉

年月がたてばたつほど、
味わい深くなって、
より一層ジブリの世界観に
近くなるような、
本物の建築物を、
建てて欲しいですね。

九州のオランダ村みたいに、
実際にオランダの方々が住み、
オランダの食文化や生活を
伝えるようなところになれば、
日本人はすぐ、
海外旅行せずに、
外国の雰囲気を味わえる~!
と飛びつきますが・・・

私が思うに!
このジブリパークには、
日本の新たな観光地!
という目的はない!

ディズニーやUFJと同じ
土俵で運営するのではない!

この初期費用だけ見ても、
高額な投資をして
儲けようなんてコンタンは、
全く感じられない!

愛知県が一緒になって
取り組んでいるという、
そこにピンときました!

そうです!
建築理念です!

アミューズメントではなく、
環境と共存していた、
戦争前の平和な昭和初期の、
あの時代の「トトロ」を、
これからの日本の人々のこころに、
いつまでも住まわせること!

これこそ、ジブリパークの
目的だと気づきました!

自然保護のために、
何億も寄付した宮崎さんが、
もうすぐ最後の作品を
仕上げようとしている今、

作品は増やせないけど、
これから先の日本人に、
食品ロスも無かった、
エコな生活をしていた時代を、
実際の建物として、
残しておきたかったんです。

だから、建設費用も、
最小限に抑えたのでしょう。

見ていてください!
これからの建築現場を!

きっと、無駄なモノを排除し、
使われなくなった廃材や、
ゴミになって
しまいそうなモノを、
むしろ生かして、
モノを粗末にしない
暮らしを作り上げてくれます。

なおかつ、
今後、永久に残せるような、
建築物を、今の大工さんの
腕を駆使して、作ってくれます‼

ちなみに2005年に
建築してくれた会社は、
山田建築研究所でした。
https://www.yamadaar.com/satuki-mei/satuki-mei.htm

近隣の方には、
ちょっと失礼ですが、
長久手という、
へんぴな場所に
作ることにも、
むしろ、観光地化して
ほしくなくて、

今ある自然を、
そのまま活用した
愛・地球博覧会の
公園だからこそ、
そこへ‼
と思ったのでしょう。

ですから、今既に、
長久手周辺は、
あまり交通網も
発達していなくて、
渋滞や混雑が、
危惧されますが、
たぶん、最初だけです。

近隣住民の方々、
最初の1~2年
我慢していただければ、
その後は、
ごく普通にある広い公園に、
日本の原風景が残る、
日本の遺産になるような
公園になります。

日本中の建築家が、
この場所を訪れて、
日本古来の建築様式を学び、
日本中で、昔ながらの建物を
建ててくれたら、最高でしょうね~
宮崎さん♪

 

まとめ

2022年秋に、
愛知県長久手市にある
「愛・地球博記念公園」に
開業する「ジブリパーク」

その詳しい展示内容が、
新たに愛知県から、
発表されました!。

2022年までに、
「どんどこ森エリア」、
「ジブリの大倉庫エリア」、
「青春の丘エリア」を
整備する予定!

その後2023年までに、
「もののけの里エリア」
「魔女の谷エリア」を
建築予定!

建築費用総額
約340億円⁉
を多いとみるか、
少ないとみるか、
人それぞれですが、

そこにも宮崎さんの
お考えが反映されている!
と見ましたよ~

宮崎さんの作品への
理念は「環境」
理想のくらしは戦前・・・
昭和初期の、
自然やトトロと共に
暮らしていた、あの時代・・・

経済成長で失ってしまった
あの頃の日本人の
「もったいない」や
「モノを粗末にしない」
という暮らし・・・

それを、来世の日本人へ
受け継ぎたい‼
そんな気持ちを感じました!

その気持ちが一致したのが、
「さつきとメイの家」を
披露した、
愛・地球博覧会‼

都心から遠くだからこそ、
そこなら、観光客にあふれ、
もっと環境破壊が進むような
ことのない状態で、
いまある公園を生かしつつ、
建築できる!と思ったのです。

ぜひ、その宮崎さんのこころを、
くみ取って、自然に優しい
ひとに優しい、公園が、
できあがることを、
こころから楽しみにします♪

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