子育ての生活の中で、ついつい
感情的になって叱ってしまう事って
親でしたらありますよね!
特に今の時代は
叱り方に悩む親は多いと思います。
ほめる育児が注目され、
ちょっと叱ってもパワハラ問題視される
世の中になったため、
余計に叱る事が
むずかしく感じてしまうかもしれません・・。
「叱る」ことでこどものしつけをする時は、
かける言葉に注意し、親の都合ではなく
こどもの立場になって考えた叱り方が必要です。
どうしたらこどもの成長のために、
正しい叱り方ができるのでしょうか?
むずかしい問題ですよね。
こどもの能力を伸ばす正しい叱り方と、
やってはいけない叱り方があります。
子育て時期の悩み-叱り方ってどうすればいい?
日々こどもと接していると、
しっかり叱って
しつけなければならない場面は当然あります。
しかし、力まかせにどなってしまっては
逆効果である事もあります。
どなるっていうのは、完全に、
叱るのではなく自分の感情に任せて怒っている
ということですからね;;
正しい叱り方の基本が分かれば、
こどもにも分かってもらえると思います。
- 怒るのではなく叱る
こどもにイライラするのは日常的ですが、
感情任せに怒っていると、
こどもは注意されたとは思わず、
「怒られた」という事実しか覚えられず、
常に意識させる事ができません。
怒るのではなく、
叱る意味をこどもの心にしっかり伝えるためには、
親が冷静になりこどもの気持ちに寄り添う必要があります。
- 目を見て話す!
「テレビを見ながら」
「料理をしながら」
叱りつけてはいませんか?
叱る時は親の真剣さや
真心さを表現する事も大切です。
いくら忙しくても手を休めて、
しっかりこどもと目を見て話さないと
伝わりにくいものです。
向き合わないと
叱られていると思わないので
反省もしないのです。
目を見て話すと、
早い段階でこどもに理解してもらえるはずです。
人は顔の表情やしぐさでも、
相手の感情を読み取ろうとするものです。
- 叱る理由を話す!
こどものうちは、
なぜ叱られているのか
分からないのが当たり前です。
こどもに注意したい時は
「なぜいけないのか?」を
説明してあげる必要があります。
なぜ悪いのか説明もしないで、
頭ごなしに怒っていても、意味がないのです。
自分の気が済んでいるだけで
こどもの心に届かず、
正しい行動には結びつきません。
叱る理由を説明する時は、
こどもの理解力に合わせた
説明の仕方で伝えてあげて下さいね^^
子育て時期の叱り方 純粋な言葉で正しい方向に
また理由にプラス要素があると、
こどものやる気を引き出しやすくなりますよ。
- 解決策を提示する
叱る時には解決策を提示すると、
こどもの飲み込みも早く理解が深まります。
自分から進んで、
正しい判断ができるように
素直になる事もあります。
行為を正そうと感情的になると
”やらされてる感”が出てしまい、
やる気をなくす可能性があります。
行為を急がずに言葉よりも
「どうしたらよいか」
解決策を表現した言葉のほうが、
こどもが素直に
聞き入れやすくなります。
- 時には質問も必要
この子は「なぜ叱られているのか?」を
自分で探せるように、
質問させるのも叱り方のひとつです。
こどもが正しい解決策を出せなくても問題ありません。
何が大切なのかこどもが疑問に思う事。
続けていれば、
叱られている意味が何なのかを
理解する事に繋がっていきます。
- 分かりやすく純粋な気持ちで伝える
叱る時は意味や目的を伝える事が重要ですが、
分かりやすく純粋な言葉だけで
伝えて下さい。
例えば、危険な場面は、
普段よりもシンプルに叱って
「怒ってるから絶対ダメなんだな」と感じてもらう事が
最優先です。
歩いているときに突然反対側に行こうとした、
木の棒を振り回して遊んでいた (;’∀’) など。
危険な行為をしつける時は、
頭ごなしに叱らずに自分を落ち着かして、
分かりやすく伝えて下さいね^^
一般常識として、
「こどもだからといって
迷惑かけていい訳はない」
「こどもだからしょうがない」
と考えるのではなく、
迷惑な行為はしっかりしつける事が大切です。
こどもに教える時は『小さな大人』として叱って下さい。
7.他人に迷惑をかけないように説明する
最近ネットなどを見ていると、
「こどもだからしょうがないでしょ!」
って言われた・・
というのを残念ながらよく見ます。
迷惑をかけた時は、
一緒にいた親が
本当に迷惑をかけてしまって
申し訳ないと思う気持ちが大切ですよね^^
こどもを常識のある人間に育てるためには、
必要最低限の常識のある親
である必要があります。
非常識な親は人の意見は聞かないですから、
こういうサイトを見ることもないかと思いますが・・・。
何が迷惑で迷惑でないのかは、
人によってそれぞれですが、
自分がされてイヤだと思うことは、
人には当然しないように心がけましょう^^
ただ、ある程度の許容範囲というものがあります。
公園だったら、
お友達と一緒に遊んでいた時に、
お友達のお気に入りのおもちゃを
勝手に使ってケンカになってしまった。
少しの言い合いで、
本人たちで解決できそうだったら
見守る。
でも、お友達のおもちゃを貸して!を言わないうえに、
当然のように使っていて、
それがお友達の逆鱗?に触れてしまった・・。
など。
そんな時は、「おもちゃ返しなさい!」とだけ怒るのではなく、
なぜお友達が怒ってしまったのか。
おもちゃを借りるときに貸してって言ったのか。
など問いかけて、
自分がそうされたらどうかな?
などお友達の気持ちを話してみてくださいね^^
もちろん、
こういうことでケンカになるならないは
その時によりけりだと思いますが、
こどもの納得のいくように
説明をしてあげてください☆
抑えつけすぎないことも必要です。
8.生活ルールでのしつけは少しずつ繰り返しが大切
日常的なルールは
習慣化する必要があるので、
一度で正そうとせず
時間のかかるものだと
考えた方がいいですよ。
毎日繰り返す行為は
大人でも面倒に思う事も多いですので、
こどもならなおさらです。
早寝早起き・着替えなどは
「よーいドンで着替えの競争ね」
とすると楽しくできたり、
やる気を引き出すことができて
スムーズです。
小さい子が歯磨きを嫌がる時は、
「歯磨きして虫歯さんバイバイしようね」
と言ってあげとスムーズに
歯磨きを嫌がらずにできますよ^^
毎日の行動を自然と習慣化させるには、
楽しくできる解決策を見せると
いい傾向にあります。
9.危険な行為はすぐ止める
怪我や命の危険性がある行為
を叱る時には、
できるだけ早く
行動を正してもらう事を優先すべきです。
すぐにでもこどもに理解してもらうために、
「普段は優しいけど怒ると怖い」
という表現ですと効果的です。
いつもより厳しく叱るほうが、
こどもも「危ない」と意識して
危険から身を守る事を
覚えてくれるからです。
厳しく真剣に叱るべき場面は大きくみて3つあります。
- 自分が怪我をしそうな時
- 人に怪我をさせてしまった時
- 命の危険がある時
このような場面では
こどもの年齢に応じて、
こどもでも覚えられるくらいの
簡単な言葉がけで伝えて下さいね。
まとめ
こどもの意志や感情を無視して、
親の都合で叱りつけていては、
こどもはどんどん不満を抱え込んでいきます。
自分は嫌われてると
思い込む事もあり、
愛情不足になる可能性もありますよ。
こどもは
自分の気持ちを尊重されてこそ、
親の言葉を受け入れられます。
叱る時は親都合ではなく、
こどものペースに合わせて気持ちを
汲み取ってあげるのが必要です^^
しっかりしつけをしたい時は、
2人きりなってから
落ち着いて説明したほうが
いい時もあります。
正しい叱り方でこどもはぐんぐん成長します☆
じっくり話せば自然と正しい叱り方が出来るはず!
肩の力を抜いてコミュニケーションをとりながら、
子育てを楽しんで下さいね♪