今回はマスクについてお話しします。
ここ数日の感染拡大で、
いよいよ、都知事さんが、
「重大局面⁉」と危機感表明⁉
自宅勤務や週末の外出自粛を、
呼びかけられて、
子を持つ親も、
独身者も学生も、
老若男女、みな、
うちで巣篭り⁉
という同じ状況に
なりつつありますね~
みんな一緒!
ならば、近代の
最新機器駆使して、
パソコンやスマホで、
家の中に居ても、
助け合いましょう‼
ティッシュや
トイレットペーパーは、
けっこう、店頭で見られる
ようになりましたが・・・
マスクは未だ、売り切れ!
我先に奪い合うようなことは、
日本人ってあまり
見うけられませんが、
今後、どうなるかわからない⁉
という不安は、だんだん、
自分さえ助かれば・・・
という気持ちを、
湧かせてしまうモノです。
そういう気持ちが湧く前に、
おうちで家族で、
針仕事しながら、
自分でできる対策!
自分で作れるマスク!
準備しながら、
こころを落ち着けましょう♪
手作りしたマスクの効果は?
どうしても人間の心理は、
手作りより市販のモノの方が、
効果が高い!と
思い込まされます。
どうしても、
活字に書いてることを、
うのみにしてしまう
傾向にあります。
例えば、
”ウイルス
99.9%カット”
と書いてあると、
マスクが、
ウイルスをブロックして
くれるように、
思いこんでしまいます。
よ~く見ると、
”ウイルス”の文字の後に、
”飛沫”と書いてあるのが、
多いと思います。
「ウイルス飛沫」っていうのは、
クシャミや咳で、
飛び散るモノを言っています。
空気中を浮遊している
ウイルスそのものまでは、
ブロックできません。
だから、ウイルスは、
マスクの中までも
入ってしまいます。
商品の中には、
「~%以上」ではなく、
「最大~%」という
書き方をしているモノもあって、
ろ過率が、その数割にしか
達していないモノもあるので、
注意が必要です。
こういう時ほど、
正しい情報を
共有しましょう!
まずは・・・
手作りマスクに、
話を戻しましょう!
キッチンペーパーやハンカチで、
マスクを手作りして、
洗ってまた再利用する!
という動きが
始まってるんですね!
(キッチンペーパーは洗えませんが( ◜ω◝ ))
そんな中で、
山野美容芸術短期大学
客員教授の
中原先生は、
「手作りマスクも、
市販と比べて問題はない。
熱湯に5分から
10分ほど浸し、
消毒することで
使い回す分にも問題はない」
とおっしゃっています。
こう言わしめる理屈は、
書かれていないので、
何とも言えません。
ニッポン放送
「ザ・フォーカス」
(1月29日放送)に、
出演した中原先生。
そこで中原先生は、
新型コロナウイルスの対策と
今後について・・・
「はっきり言うと、
個人的に1人1人がやって、
100%自分を守る
方法はない‼」
とおっしゃってます。
一方で、
ジョンズ・ホプキンス
健康安全保安センターの
研究員さんは、
「手作りマスクは、
効果を期待できない
だけでなく、
使い方をあやまると、
逆に感染する可能性を
高めることもある」
と指摘して
いらっしゃいます。
なぜならば・・・
「医療従事者が
布マスクを使用しても、
ウイルス感染を
防げなかった」
⇩
「だから、一般の人が
布マスクを手作りして
使うと、感染リスクを
高める」
と結論付けています。
私はこの考え方は、
ちょっと飛躍しすぎていると、
この文面だけでは半信半疑⁉
しかし、
ジョンズ・ホプキンス
健康安全保安センターの
研究員さんがおっしゃる通り、
使い方をあやまると、
もっと感染してしまう⁉
ということはあるんです!
マスクは、
手作りでも市販でも、
つけ方よりも、
その後の処理が肝心‼
手作りなら「洗い方」
市販なら「捨て方」が大事‼
マスクの外気に当たる面は、
ほこりやウイルスなどで、
汚れています。
日本人は、
エチケットやマナーの精神で、
「人へうつさないように」
の配慮からつける・・・
という思いやりがあります。
でも、長時間つけていると、
そのマスク自体がウイルスの根源に⁉
そこで・・・
マスクを使い終わったという
タイミングですが、
市販のマスクだと、
もったいなくて
1日中~2日くらい、
同じものを付けている
方もいらっしゃると
思いますが・・・
私もしかり⁉
人の多い場所なら、
通勤で使ったのは、
会社についたら捨てて、
会社でお昼まで使ったら、
お昼休みで交換する・・・
というくらいの頻度で、
替えるのが、おススメ!
そのときの注意事項‼
速やかに外して、
マスク本体には
触らないように
気を付けて‼
市販のマスクは、
ビニール袋に入れて、
口をしっかり縛ってから、
ゴミ箱に捨てましょう。
手作りマスクの方は、
外したマスクを、
熱湯煮沸、最低5分はして、
天日干ししましょう。
完全に干すことで、
カビを防ぐことも大事!
花王では、
「布マスクの洗い方」
というサイトまで公開中!
https://form.kao.com/jp/pub/open/eiseikagaku-theme08
マスクの機能は?はじめは、こんな使い方から始まった!
手作りや市販もあるマスク。
ここで、今一度、
冷静に、基本的なところに
立ち返って・・
「マスクの機能」
について、
掘り下げてみよう!
ずばり申し上げると⁉
マスクって、思っているほど、
頼りにならないものです‼
あまりそれを、
頼りにしては
いけないのです⁉
本来、
現在のマスクの
主な用途は、
ウイルスに感染した人が、
ひとへうつさないために、
飛散予防対策‼
紙マスクとハンカチを
使った布マスクの
作り方をホームページ上
などで公開している姫路市も、
「感染予防ではなく、
あくまで自分の
せきやくしゃみを防ぐため」
としています。
歴史をさかのぼると、
はじめ、マスクは、
明治初期頃、
工場での粉じんよけに、
使われ始めました。
それが、1918年、
スペイン風邪大流行で、
感染を予防するモノ!
として、
位置づけられていきます。
スペイン風邪=インフルエンザの
流行のたびに、マスクが売れる‼
という歴史を積み重ねて、
商品の改良も重ねられて、
今に至っています。
現在は、
医療用として、
大気中を浮遊する
微粒子からの、
飛沫感染予防に
効果を発揮する
「N95マスク」
(N-95 respirator)
が発明されました!
直径0.3マイクロ
メートルの粒子を、
95%以上除去できる!
というマスクですが、
8.2%が感染⁉
ということは、
感染していない人が
つけても、
感染を防ぐほどの機能は、
マスクには無い‼
と言えます‼
ですから、
不用意に情報に振り回され、
マスクの買いだめは、
控えましょう!
マスク不足が、
医療現場まで及んで、
治療に携わる方々に
行き届かなくなると、
医療体制が整わなくなり、
ゆくゆくは、
日本社会全体にとって、
大変な感染リスクに
直結してしまいます⁉
「自分さえ助かれば・・」
という気持ちを、
どうか、周りと共存する、
日本全体の助け合いの
精神へ・・・・
その一助になるならば、
手作りマスクも、
今一度、昔ながらの
日本の暮らしを取り戻しつつ、
家族でチクチクと、
やってみる価値は、
充分あるでしょう。
マスクの作り方 素材は何で作れる?
私の子どもの頃は、
給食当番用に、
母がマスクを
手作りしてくれたものです。
その時は、ガーゼで
作ってくれていましたが、
色々調べると、
今はいろんな素材で
作っているんですね♪
【サイズ】
子どもサイズ・・・12X9㎝
→100円ショップのガーゼが
ちょうどいいサイズ!
布の大きさ・・・
横:12cm×3
縦:9cm×2+2cm
→折りたたむ、厚みの分ですね
少しでも感染症予防に
役立てたい!
そんな場合は、
布の大きさを
37cm×26cmにして、
9重のマスクに♪
ゴムの長さ・・・30㎝前後で調整
大人サイズ(小さめ)・・・14×10cm
大人用は、これを基準に、
調節してみましょう。
【素材別・マスクの作り方】
*ガーゼ*
ここで注意⁉
ガーゼでマスクを作る方々が、
口のあたる部分のあて布に、
医療用の滅菌ガーゼを使うといい♪
という話が広がって、
今、「滅菌ガーゼ」まで、
不測の一途を
たどっています⁉
そもそも、
「滅菌ガーゼ」というは、
傷口に直接あてて、
ガーゼから雑菌が
入り込まないように
するために施されるモノ。
マスク仕様での効果は、
期待できません‼
こちらも、
医療現場で不足すると、
必要なところに必要量、
行き届かなくなり、
治療が行き届かなくなります‼
正しい知識を身につけて、
買いだめは控えましょう。
もし、心配なら、
高性能フィルターシートを♪
楽天市場のフィルターマスクシートで検索!
只今、ひとり2点まで!
素材:不織布
サイズ:126cm幅 45cm単位販売
さてさて・・・
作り方に戻りましょう♪
①まず、縦を、
筒状になる感じで、
上から5.5㎝、
下からは4.5㎝、
重ねて折って、
これで2枚重ね状態。
少し重なった部分を、
口側にします。
②次に横は、
幅12~13㎝くらいに
なるように、
右から三分の一、
左から三分の一と、
重ねて折ります。
これで9層ですね!
③上に重ねた部分の端を、
少し裏に折り返します。
④あとは、輪の両端を、
ゴムを通してから、
縫うだけです。
*タオルハンカチ*
これなら縫わずに作れます♪
①タオルを広げて、
手前から1/3折ります。
②反対側からは、
さっき折ったはじの、
3cmくらい上に、
重なるように折ります。
③全部をつまみあげて、
ジャバラ折りします。
※プリーツスカート
みたいな感じに
④ゴムを挟み込んで、
横を、左右、
三分の一ずつ、
折ります。
このまま縫わずに完成!
これなら、
自分の顔の大きさで、
自在に調節できます!
*キッチンペーパー*
・キッチンペーパー 2枚
※大人向けには20㎝幅以上
・輪ゴム 2本
・清潔なガーゼ
・ホッチキス
①キッチンペーパー2枚を重ねて、
じゃばら折りします。
※幅2~3cmのじゃばら折
②ホッチキスで、
両端に輪ゴムを
つけます。
※お面を作る要領
③じゃばら折りした
キッチンペーパーを
広げると・・・
袋状になります。
これで完成です!
④内側に折り畳んだガーゼを
入れたらOK!
今は、
本当にいろ~んな
マスクの作り方が
あるんですね~
ほんと、
身近にある素材で、
作れちゃうから、
(マスクが無くなったな~)
と思ったときに、
ちょこっと作れちゃうので
あわてないあわてない♪
まとめ
マスクは手作りも市販も、
過信はしてはいけない!
誰かが騒ぎ始めると、
みな、一斉に騒いで、
動いてしまう・・・
そういうところを、
良い面で発揮して、
みんなで一緒に、
チカラを合わせて、
冷静に事実を見据えて、
自分のできる事から、
どうせなら楽しみながら♪