とびらプロジェクトって何?東芸大 都美で新しい価値観を育んで届ける!

その他
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人と人とがつながるのを
避ける傾向にあるのかな?と
思っていた昨今。

アートを通じて、
人と人の間に、
コミュニティを作り、
新しい価値観を
育んで届ける

「とびらプロジェクト」

っていうのがあるんですね!

「とびラー募集!」に
思わず、ちらしを
手に取っちゃいました!

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「とびラー」っていうのは、アート・コミュニケータ!の東京都美術館限定の呼び名!

とびラーは、
とびらプロジェクトの、
活動の主体になる
アート・コミュニケータ!

東京都美術館の「都美(とび)」と、
「新しい扉(とびら)を開く」の
意味が含まれた通称が・・・
とびラーなんです!

とびラーは、
美術館のサポーターではなくて、
学芸員を初めとした
美術館スタッフと共に
美術館活動を作っていく
プレイヤーです。

募集したところ、
美術館活動に
関わってみたいと思う方が、
募集定員の約5倍の人数
応募して、予想以上の
反響でした。

それも20代から
30代の方が最も多く、
これまでの美術館での
ボランタリーな活動の
イメージを変えていく
パワーを備えた人々が
たくさん集まりました!

とびラーの活動は
1年間だけでも
想像以上の量になり、
なんと「とびラボ」という
自主企画打ち合わせや
自主勉強会の数だけでも
年間114回⁉

講座も数多くあり、
たいだい50回行われます。
活動の詳細は
「とびらプロジェクト」
ウェブサイトで!

2020年度も募集してます!
定員40名
締め切り2月18日(火)

資格は・・・
高校生を除く18歳以上
日本語での
日常会話ができること
美術に関心があり、
積極的に学び、
活動意欲のある方

東京都美術館の
ミッションと、
東京芸術大学からの
メッセージを理解し、
共感して活動できる方

2020年4月~6月の
基礎講座全6回に
原則として全てに
参加できる方

2020年7月以降、
月2回の活動に
参加可能な方
パソコンなどで
Eメール送受信が
可能な方
・・・です。

だから、
会社員や教員、学生、
フリーランサーや、
専業主婦、退職後の方など
幅広い方々がなっています。

活動条件は・・・
無償・・ボランティアです。
交通費も謝礼も出ません。

期間は1年間。
継続は、本人の意向と、
とびらプロジェクト双方が
合意すれば、最長3年
更新できます。

ウェブサイトを読むことや
メールやりとりをできること

具体的な活動内容は・・・
アートを介して、
様々な価値観を持った
多様な人と人とをつなぐ
コミュニティつくり

作品を通して
コミュニケーションを育む

来館しづらい状況の方々を
対象とした鑑賞会

東京都美術館の建築を
活用したツアー

美術館と学校で連携し、
自ら学び考えることを
育む授業

「Museum Startあいうえの」
との連携で、上野公園の
9つの文化施設を
つなぐ活動

活動場所は、
東京都美術館
東京芸術大学

実際に応募したい!
という方は・・・

応募用紙
A4用紙「課題」
アート・コミュニケータに
応募する動機、

その背景となる、あなたの
重要な体験について
(A4用紙1まいにまとめ、
必ず記名すること)
返信用封筒1枚
84円切手を貼り、
応募者氏名、住所を記入

郵送先
東京都美術館
アート・コミュニケータ
募集担当あて

「アート・コミュニケータ
応募書類在中」も記載するように!

詳しくは以下に
http://tobira-project.info
メール / q-tobira@tobira-project.info
問い合わせ / Tel: 03-3823-6921
(東京都美術館
アート・コミュニケーション係)

1次選考は、
提出した書類の審査で、
結果は2月28日に郵送

2次選考は、
面談での審査が
3月13日~15日の
いずれか1日
行われます。

面談は、
アート・コミュニケータの
活動をウェブサイトや
参考資料で調べてきている
という前提で行われます。

結果は3月24日郵送

 

東京都美術館のとびラーに課せられたミッションとは?

とびらプロジェクト
のとびラーになるための
条件として理解し、
共感するべきミッション!
By東京都美術館

東京都美術館は、
「アートへの入り口」
となることを
目指しています。
展覧会の観賞、
子どもたちが訪れる、
芸術家の卵が
初めて出店する、
障害のある方も、
何のためらいもなく、
来館できる美術館
になります。

訪れた人が、
新しい価値観に触れ、
自己を見つめ直し、
世界とのきずなが深まる
「創造と共生の場=
アート・コミュニティ」
を築き、
「生きる糧としての
アート」に出会える
場とします。

これかを実現することで、
東京都美術館が
人々の「心の豊かさ
のよりどころ」
となるようにします。

いや~何とも
難しく芸術的な
ミッションですね~。

それに対して、
東京芸術大学の、
とびらプロジェクトに
向けたメッセージ!

こちらの理解と共感も
大事になります!

アートを介した
コミュニティづくりは、
作品を創造する人、
そしてそれを享受する人
を含め、人びとの
クリエイティブな力が
活きる社会をつくること
につながります。

東京藝術大学は、
芸術の基本である「もの」
としての作品に加えて、
「こと」としての芸術
に取組み、市民が芸術に
親しむ機会の創出に努め、
芸術をもって社会に
貢献します。

なんか、すご~く
高貴なメッセージですね~。

このメッセージに共感して、
ミッションに純粋に取り組める!
そんな方々の集まりが、
とびラーなんですね~

 

東京都美術館が東京藝術大学と連携しスタート「とびらプロジェクト」

2012年のリニューアルにあたって、
展覧会活動と並んで
新しく始まったのが
アート・コミュニケーション事業!

美術館を、単に作品を見る場
という概念だけにとらわれず、
人々と作品の出会いの体験、
作品を介して生まれる
人の思いや感じ方を
もっといろいろな人と
共有できるような仕組みを
作る事業。

そこで、美術館に隣接する
東京藝術大学と連携して
「とびらプロジェクト」
という事業を始めました。

積極的に美術館活動に参画する
アート・コミュニケータを
一般から募集して、
「美術館がこんな場所だったらいいな、
美術館でこんな事があると嬉しいな」
を実現していくプロジェクト‼

この連携事業は
東京藝術大学教授で
アーティストの
日比野克彦さんに
プロジェクトの
トップをお願いし、

運営のマネジメントとしては
助教の伊藤さんと
研究助手の近藤さんと共に
運営しています。

伊藤さんと近藤さんは、
「とびらプロジェクト」の
専任の専門家として
都美術館内にある
プロジェクトルーム
というところに勤務していて、
日々美術館の学芸員チームと
連携して運営にあたっています。

この美術館と大学という
異なる組織が名実ともに
がっちりと連携している事が
「とびらプロジェクト」の特徴!
この事業への
「東京都美術館の本気度」
を表しています‼

日比野さんって言ったら、
独特の芸術作品で、
個性的なアートセンス
の持ち主ですよね?

主人が日比野さんを
気に入ってて、
25年前に、
一緒に作品展行って、
今でも使っている
掛け時計をお揃いで
買った思い出があります。

 

「Museum Start あいうえの」も「とびらプロジェクト」と同じく、東京芸術大学とのコラボプロジェクト‼

更に、とびらプロジェクトが、
2012年に始まった次の年、
始まったのが
「Museum Start あいうえの」
こどもたちのミュージアムデビュー
を応援するプログラム!

主にこどもとファミリー層
を対象にしています。

上野公園に位置する9つの美術館・
博物館などの文化施設で
連携して行う事業で、

コンセプトは
「対話や共感から育まれる、
共同的な学び」です。

今までの単に教えてもらって、
個人が学ぶという受け身ではなく、
こどもとこども、
またはこどもと大人が
対話を通してフラットな関係で
共に学びを作っていくような、
こどもたちの自発性を大切に
するようなプログラムです。

このプログラムには
「とびラー」が活発に関わっていき、
「とびらプロジェクト」と
「Museum Start あいうえの」は
連動して新しい学びの場が
育まれています。

この際ですから、
「Museum Start あいうえの」
のウェブサイトも、
早速チェックしちゃおう!

それぞれのプログラムに
外部の専門家にも
講師として協力して頂き、
障害を持つお子さんたちが
参加しやすいアート・プログラムや、
廃材を活用した
造形ワークショップも
行っていきます。

 

まとめ

東京都美術館が
2012年のリニューアルを
きっかけに東京藝術大学と
連携してスタートさせた
「とびらプロジェクト」。

美術館を拠点に
アートを通して
人々のなかに
新しい価値を育む
ソーシャルデザイン
プロジェクト!

毎年一般公募で約40名
アート・コミュニケータ
「とびラー」を募集!
このアート・コミュニケータ
「とびラー」の存在が核となる。

次の年に始まった
「Museum Start あいうえの」
こどものミュージアムデビュー
を応援するプログラム!

これまでのように、
ただ静かに作品を
見なくちゃいけない
場所じゃなくて、
受け身的に
聞くだけじゃなくて、
作品を通して、
子ども同士や、
大人との会話を通して
フラットな関係で
一緒に学びを作っていくような、
こどもたちの自発性を
大切にするようなプログラム。

今の美術館って、
こんな素敵な場所に
なってたんですね!

普段、子どもと
近所にあるから、
図書館ばかり
行ってましたが、
静かにー!と
肩身の狭い思いを
してました。

今度はこどもと
美術館へ行こうっと!